所属事務所は「事実無根、破局ではない」と否定し、米倉側も2歳年下の代理店業務を請け負う会社を経営する夫側も、双方が全く反応を示さないまま2カ月が経とうとしている。
プロ野球の始球式や映画のイベントなどに登場する米倉は、記者の夫婦に関する質問に全く反応を示さない。視聴率女王と呼ばれ、マスコミにはきちんと対応する米倉を知っている人は、普段の米倉らしくない対応だという。だが、夫のパワハラやモラハラから端を発している問題だけに、世間から米倉に同情的な声が多くなっているのが事実だ。
一方で、「モラハラ問題が持ち上がり、旦那が怒って、離婚の話はしたくないといっている」、「彼は初めから離婚する気は無かった」、「彼女のわがまま」などという夫側の声も届くようになってきている。
「大阪で彼(米倉の夫)の友人に、『彼と話が出来ないか?』と相談したけど、彼が嫌がっているという答えだった。『暴言やセクハラがあったのか』と聞いてくれと言ったら、もちろん『そんなことは無い』と言ったそうだ。話を持ちかけた人も『そんなことをする奴じゃない』とも言っていた」(男性週刊誌記者)
周辺から話を聞けば聞くほど、問題が拗れていっている印象を受ける。
米倉と親しいドラマプロデューサーは「米倉は離婚問題のことはどうでもよくなっているんですよ。彼が離婚しないと言うならそれもまたよし。たとえ10年掛かっても離婚できればいいぐらいの考え方をしています。慰謝料を貰う気も払う気も無いでしょう。こうなってしまった以上、夫婦として元に戻る事は考えていないでしょうが、女優として一皮向けた自分が出せればそれでいいと考えている。仕事が一番なので、世間の同情もいらないとも思っているのでは」と、米倉の心情を分析する。
たしかに、大女優と言われた山田五十鈴や森光子、大原麗子、十朱幸代、大竹しのぶらは離婚経験者だ。離婚に関するゴタゴタも、大女優になるための箔。そういう考え方なのかもしれない。