SMAP・香取慎吾、NEWS・山下智久のダブル主演となったTBS日曜劇場「MONSTERS」(日曜日午後9時〜)視聴率が、ついに1ケタ台に転落してしまった。ジャニーズの主力タレントが主演した連続ドラマで、視聴率2ケタを割るのは異例なことだ。
同ドラマは初回(10月21日)=13.8%(以下すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)、第2話(同28日)=13.4%とまずまずのスタートだったが、それ以降は下降。第3話(11月4日)=11.2%、第4話(同11日)=11.5%、第5話(同18日)=11.0%、第6話(同25日)=10.3%とかろうじて、2ケタ台をキープしていたが、第7話(12月2日)は8.0%と一気にダウンして、1ケタ台を記録した。
同日は特に強力な裏番組が放送されたわけではなく、日本テレビ系列「行列のできる法律相談所」(日曜日午後9時〜)は15.1%とおおむねふだん通り。一方、ライバルドラマでもあるフジテレビ系列のドラマチックサンデー「TOKYOエアポート〜東京空港管制保安部〜」(深田恭子主演/日曜日午後9時〜)第8話は12.0%で、初回(10月14日)の14.0%以来、7話ぶりに2ケタ台をマーク。1ケタ台を続けてきた「TOKYOエアポート」に完全に逆転された恰好で、この日に関しては4%もの差がついた。
16日は衆議院選挙の開票特番が放送されるため、「MONSTERS」は1話短縮されることが決まり、次回(9日)が最終話となり、30分拡大して放送される。今回の数字を見るかぎり、ラストも大きな期待はもてそうにないようだ。
(坂本太郎)