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米メディアのインタビューにたまったものをぶちまけた沢尻エリカ

 夫でハイパーメディアクリエイターの高城剛氏との離婚問題で渦中の女優の沢尻エリカのインタビューが米CNNのアジア向けインターネット情報サイト「CNN Go」に掲載され波紋を呼んでいるという。

 「離婚問題とか自分のことを語るだけなら良かったが、日本の芸能界のシステムを批判し、芸能界の“裏側”を暴露してしまった。あれじゃあ、怖くてどこの事務所も契約できない」(芸能プロ幹部)
 同サイトのインタビューで沢尻は「才能ある人達の行動を制限することは、日本の芸能界の最大の問題点だと思います」と日本の芸能界のシステムを批判。
 07年9月、主演映画の舞台あいさつで司会者の質問に「別に…」とぶ然として答えて批判を浴び、テレビのワイドショーのインタビューで涙ながらに謝罪したことを振り返り、「前の事務所が謝罪しなくてはいけないと言ったけれど、ずっと断っていたのです。絶対したくなかった。これが私のやり方なのだから、と。結局私が折れて。でも間違ってた」と涙が“演技”だったことを告白した。

 また、アーティスト名・ERIKAで出したシングルがオリコンシングルチャートで2曲連続1位になったことについて、「満足できる内容ではなかったから、(連続1位も)それほど嬉しくなかったんです。どうして1位になるのかもわからなかった。みんなおかしいんじゃないかと思ったくらい。 曲も好きではなかった。歌謡曲みたいで」と言い放った。
 現在、沢尻が高城氏がスペインに設立した個人事務所に所属しているため、沢尻に動いている大手レコード会社・エイベックス入りが難航しているが、たとえ同社入りしても自分のマネージメントの全権を委ねるつもりはないようで、「タレントが普通の生活を送ったり、意見を言ったりすることを制限するということは、日本の芸能界の問題点だと思います。一番大きな。そうしたやり方はとても古いものだと思う。年配の方たちも多いから。でもそうした状況は変えていかなくちゃいけないと思うんです」と芸能界の旧態依然として体質を批判した。

 「せっかく“芸能界のドン”と呼ばれる人物が沢尻に“救いの手”を差し伸べていたのに、このインタビューで面子を潰されてしまった。おそらく、今後は日本の芸能界から沢尻を閉め出す動きがありそう」(同)
 久しぶりに“エリカ様”ぶり全開のインタビューだったが、確実に自らの芸能界でのポジションを悪くしてしまったようだ。

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