張本氏は、浦和レッズが、アジア・チャンピオンズリーグ準決勝で上海上港に勝利し、日本のクラブチームとしては、久しぶりの決勝進出を決めた様子をみて、「浦和は、これを目標にしたんじゃないの? Jリーグで勝てないから。これを目標にしてこれに優勝したら、莫大な金額が入ってくるからね」と発言。
さらに、司会の関口宏が「アジア・チャンピオンズリーグを勝ち抜くと、クラブ・ワールドカップに進出できる」と紹介すると、張本氏は「勝ってもらいたいな」とポツリ。純粋に浦和レッズのアジアナンバーワンを願っているように思えた。
ところが、サッカーファンたちは、この発言に激怒。とくに、浦和サポーターの怒りは凄まじく、「黙っていろ」「浦和の選手はどの大会も全力だ」「選手たちに失礼だ!」などと非難轟々。
「勝ってもらいたい」と浦和の勝利を願っていたため、ネガティブな意味ではないと思われる張本氏の発言だが、「莫大な賞金目当てにアジア・チャンピオンズリーグに力を入れ、Jリーグには手を抜いている」と取られかねないため、一部ファンの怒りを買ってしまったようだ。
「張本氏は、アジア・チャンピオンズリーグ1回戦浦和レッズ対済州の試合で、韓国人選手が浦和の選手に暴行を働き、乱闘騒ぎに発展したにもかかわらず、『浦和の選手の態度が悪いことが原因』という趣旨の発言をして大炎上しました。
浦和サポーターにとって、張本氏は、いわば敵。また、サッカーファンにとっても、三浦知良に引退を促すなど、印象が良くない。そんな状態で張本氏が何を言っても、サッカーファンは反発するだけ。野球以外のスポーツは、取り扱わないほうが良いのでは」(テレビ関係者)
「批判は気にしない」という張本氏だが、サッカーファンの反応は、気にしたほうがいいかもしれない。