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早朝番組キャスターを蝕む「昼夜」逆転の激務(1)

 先週、本誌でも報じた通り、NHKの森本健成アナ(47)が強制わいせつ容疑で逮捕された。『おはよう日本』のキャスターを務める看板アナの不祥事だけに衝撃は大きかったが、一部では「ついにやってしまったか」との声も聞こえてくる。朝番組のキャスターは非常にきつい仕事で、尋常ではないストレスが溜まるというのだ。

 森本アナは11月14日午後7時45分ごろ、東急田園都市線の下り急行電車内で、女子大生(23)の胸を触った疑いで逮捕された。女子大生に体を密着させ、なんと約11分間にわたり下着の中に手を入れ、“ナマ乳”を触りまくったという。
 捜査関係者によれば森本アナは「酒に酔っていて覚えていない。(犯行が本当なら)大変なことをしてしまった」と、うなだれていたとのことだが、その代償はあまりに大きかった。
 「事件後、1週間で約2700件もの批判の電話がNHKに殺到しました。今後、局に残ったとしても管理部門などに異動させられ、画面に復帰することは難しいでしょう」(NHK関係者)

 事実上、アナウンサー生命が絶たれたわけだが、局内では品行方正な人間として知られていたという。
 「『なぜあの人が?』との声が方々から上がっています。収録後、朝から酒を飲みに行ったことを考えると、よほどストレスが溜まっていたのかもしれません」(同)

 テレビ関係者によれば、朝番組のキャスターは特に、ストイックな生活を強いられるという。
 「朝4時台開始の番組だと、キャスターは午前2時前には局に入る。特に女性はメークがあるので、さらに早い。月〜金曜日のレギュラー出演であれば完全に番組中心の生活になり、木曜日あたりには疲労がピークになり原稿の読み間違いが増える。自分が空いている時間に他の人は仕事中なので、夜遊びどころか友人と会うのも一苦労なんです」

 森本アナの場合は『おはよう日本』の土曜・日曜日担当で、番組開始時間も平日の4時30分よりも遅い6時(土)、7時(日祝)だったが、それでもキツイことには違いない。
 「生活リズムの狂いはもちろん、何よりプレッシャーがハンパではない。朝の情報番組は局の顔で、視聴率競争も熾烈。各局エース級を出してしのぎを削っているんです」(同)

 そんな状況のため、朝番組のキャスターたちは私生活がガタガタになることが多いのだ。
 羽鳥慎一アナ(41)は日テレ時代、朝番組『ズームイン!!SUPER』(月〜金、午前5時20分)の司会を務め、現在は、テレ朝の朝番組『モーニングバード!』(月〜金、午前8時)に出演中だ。
 「日テレが新賃金制度を導入し、収入が下がるため昨年4月、フリーに転身。日テレ時代の年収は約1200万円だったが、今は少なくとも倍以上になっています」(女性誌記者)

 ところが、今年5月に元客室乗務員でアロマセラピーインストラクターの妻と破局。
 「局アナ時代より起床時間が遅くなり楽にはなりましたが、皮肉なことに以前は午後に取れていた家庭の時間がなくなったせいで、かえってすれ違い生活になったといいます」(同)

 羽鳥アナと『ズームインSUPER』で共演していた西尾由佳理アナ(35)も現在フリーだ。2010年に広告代理店勤務の男性と結婚し、翌年8月に日テレ退社。局アナ時代には「定時に帰りたい」「給料より休暇」と公言していた。
 「フリー転身後、『以前は夫が帰宅するころに出社していたが、最近は時間を共有できるようになった』と喜んでいたそうです。なかなか会えない生活が相当堪えていたようですよ」(同)

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