同作は、イリュージョンを駆使し、不正に搾取された金を奪い、世間に還元する正義のイリュージョニスト集団「フォー・ホースメン」が活躍する作品となっており、それにちなみ、鈴木は日本版フォー・ホースメンの紅一点として登場した。
他のメンバーは新子景視ら、気鋭のマジシャン3人が務めており、鈴木は3人のもとで猛特訓を積んだそう。「今年一番緊張しています。いつもと違う私で、お許しください」と登場直後にコメントし、今回披露するイリュージョンについての意気込みを見せた。
鈴木が「命がけで頑張りたい」と気合十分に挑戦したイリュージョンは、無作為に選んだ来場者1人が決めた意中のカードを当てるというもの。鈴木は、シルクハットから飛び出したカードの1枚を剣で突き刺し、見事的中させると大喜び。「旦那さんや、家族、あと甥っ子に見せながら練習しましたから」と誇らしげに話した。
続けて、作品の劇中でも使われている、降っている雨を止めるというイリュージョンにも特設セットを使い挑戦。「雨、ストップ!」と鈴木が叫ぶと、雨は止まらず、「なんでー!」と困った様子で水滴を手で払うと、会場からは笑いが起きた。
そこで、今度は新子ら4人で挑戦。すると、見事雨は止まり、鈴木は、「大成功して良かったです。みなさんで信じた結果だと思います」と胸をなでおろした。(斎藤雅道)