「いろいろなツテをたどり大手芸能プロダクションに売り込んでみたものの、すべて断られてしまったんです。やはり、某スポンサー企業から1億7000万円を無利子で借り受け、高級マンションを購入。しかも、スポンサー会長名義の高級車を乗り回すなど、庶民感覚とはズレた上重アナの思考に、プロダクションサイドも同調できなかったようです」(芸能プロ関係者)
そんな上重アナが藁をも掴む思いで頼ったのが、日テレの先輩であるフリーアナの羽鳥慎一(45)と、同じプロダクションに所属するフリーアナの宮根誠司(53)の2人だという。
「業界では珍しい“一切、委任状”を預け、どんな条件でも飲むという一文を添えての売り込みだったそうです。上重アナはゼロベースで再スタートを切るつもりだったようです」(同)
ところが、上重アナに下したプロダクションのジャッジは非情なものだった。
「今回はご縁がなかった。貴兄のご活躍をお祈りするという、今ハヤリの“ご祈念メール”をもらったそうです。上重アナが落ち込んだことは言うまでもありません」(芸能事情通)
そんな失意のどん底にいる上重アナを、さらに襲ったのが、メディアによる日テレ独立報道だったのだ。
「報道を見て、驚いたようです。自分が密かに動いていることが、まさかメディアに漏れるとは、夢にも考えていなかった。すぐに広報に相談し、局からは“事実誤認”という正式クレームが各媒体に寄せられたんです。いずれにせよ、現在、ほとんど仕事のない上重アナは開店休業状態にあることに変わりない。このままアナウンス部でただ飯を食わせるわけにもいかないので、6月の定期異動で報道局に移ることが内定しているそう」(テレビ事情通)
日テレで現在、放送されているドラマ『東京タラレバ娘』ではないが、もしも上重アナがスポンサーから利益供与を受けていなければ、今頃は、大輪の花が咲いていたという。
「芸能プロからは引く手あまたの状態。移籍金も最低1億円。年俸もCMなどを加味すれば3億円は固かったはず。それが報道局の一記者ともなれば、年収は800万前後。結婚も延び延びになるなど、この2年間で天国と地獄を垣間見てしまった」(編成関係者)
上重アナの胸中に去来するものとは…。