ヒカキンと言えば、「HikakinTV」チャンネルを2011年に開設。コンビニやアマゾンなど、子供でも購入しやすい商品の紹介が多く、小学生を中心に人気を集めていった。しかし、2017年頃から、ヒカキンは「YouTube界のスネ夫こと、スネキン」と名乗り、ブランド品を爆買いする動画を続々と公開するようになった。
大きく話題になったのは、2018年6月16日に公開した動画。本人いわく「人生最大の買い物」として、ルイ・ヴィトン×FIFA W杯コラボ商品を全て購入した。世界20個限定のサッカーボール入りトランクを含め、総額3000万円超える買い物だったという。
他にも、「タワマン最上階の3LDKを1年間家賃だけ払い続けた」「1500万円するSupremeのトランクを買ってみた」「ルイ・ヴィトンで変わったもの大人買い」「家族に200万円のおせちをごちそうしたらヤバすぎた」などの動画を投稿し、ファンを困惑させた。
これらの動画を見たユーザーからは、「人生最大の買い物を何回するつもり?」「金銭感覚狂ってくる」「高い物ばかり買いやがって…成金め」「お金の使い方は私のような一般庶民からすると理解できなくなってきた」「最近は高額商品の自慢チャンネルみたいになってきている気がする。そのせいで、子供たちがだんだんヒカキン離れし始めている」などと批判の声が続出。
ユーザーは“子供ファン離れ”を指摘しているが、ヒカキンは近頃テレビ、映画、アニメ声優などメディア出演が急増。仕事の幅が広がり、いまだ人気は絶大だ。
「年収10億円と噂されるヒカキン。UUUM(ウーム)事務所のファウンダー兼最高顧問でもあるので、今後は動画投稿だけではなく、プロデュース業やビジネスにも精を出すと噂されています」(芸能記者)
ヒカキンは2018年12月20日、自身のツイッターに「もっともっとYouTuberが世間に認められるといいな」と投稿。日本のインフルエンサーとして経済を動かす男となる日も近いかもしれない。