タモリは司会を務めたフジテレビ「笑っていいとも!」の共演などで元SMAPのメンバーたちの父親的存在。メンバー5人の中でも草なぎは毎年正月をタモリの都内の自宅で過ごし、タモリが「あいつは友達」と公言している。
草なぎは、稲垣吾郎、香取慎吾と3人で今月8日にジャニーズ事務所を退所。元SMAPのチーフマネジャーの飯島氏が社長を務める新事務所「株式会社CULEN(カレン)」に所属して芸能活動を継続している。
報道をまとめると、3人の再出発を番組に関連付け「“人体”的にどう思うか?」と聞かれたタモリは、「人体的にはちょっと分からないなあ」と大笑い。その後、「人体的には大丈夫だと思うんですけどね」と続けたという。「(3人に)エールを」の声には、「連絡があれば伝えます、本人に」と笑顔を見せたというのだ。
「ジャニーズを辞めたタレントたちはこれまで干されてしまうケースが多かったが、元SMAPの3人はそうならず。特に草なぎは芸能界でも重鎮的存在のタモリが“後見人”ということもあり、草なぎが苦境に陥っても“救いの手”を差し伸べることになりそう。そういう背景もあり干されなかったようだ」(芸能記者)
一部スポーツ紙によると、3人が22日に立ち上げたファンクラブの会員数は予想を上回るペースで、すでに10万人に達しそうな勢いだとか。アナログビジネスに固執するジャニーズにとって“治外法権”のネットに活路を見出した3人をタモリも温かく見守っているに違いない。