「2年前には“60くらいで引退できればいいかなと思っている”と話していましたが、その後、想定を超える量の仕事が舞い込んだことで、計画が10年前倒しになったのでしょう。特に『バイキング』では、司会以外にもVTR収録の料理コーナーやグルメロケ、番組スポンサーのスタジオCMにまで駆り出され、坂上への依存度が増すばかり。来年50歳という年齢を考えると、かなりキツくなってきているのは間違いないでしょう」(フジ関係者)
だが、体力的なことよりも、仕事への情熱が失われてきていることを坂上本人は問題視しているという。
「番組開始当初、視聴率が超低空飛行で、1年も持たずに打ち切りとも言われていた『バイキング』ですが、最近は、社会問題について専門家と論戦を展開するトークバラエティーになり、熱く論戦を盛り上げる坂上の頑張りもあって数字も微増傾向。この8月には、開始以来、初めて裏の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)を抜きました。ここまで番組を立て直したことで、軽い燃え尽き症候群のような状態だといいます」(同)
プロ意識が高い坂上は、そんな自分がダラダラと司会を続けていてはいけないと、身を引くことを考えるようになったというのだ。
「『バイキング』を降板するときは、すべてのレギュラーを降板し、ブレイク以前の生活に戻ろうと決めているという話もある」(同)
となると気になるのは、新たなフジのお昼の顔が誰になるのかということ。
「実は、すでに古舘伊知郎とヒロミに下交渉を始めているという話が伝わってきます。2人はヤル気を見せており、メーンは古舘でヒロミはサブにつき、暴走する古舘にツッコミを入れながら、バランスを取っていくようなスタイルになると言われています」(同)
フジの迷走とならなければいいが…。