問題となっているのは、この日の気象予報を伝えるコーナー。気象予報士の蓬莱大介氏が天気を伝えていたが、この日から全国の天気予想一覧が示された画面の配色が変わり、これまでグレーの地に黒く縁取りされた白い文字で記していた地名が、オレンジの地に白文字で書かれていた。
画面が映し出されるとMCの宮根誠司は天気予報の途中で「色合い変わった?」と指摘。蓬莱氏が「変わりました、変えました。(読売テレビが)新社屋になりまして、天気予報の画面もリニューアル……」と答えると、宮根は「ここ、オレンジじゃない方がええんちゃう?」と、地名の部分の色がオレンジであることに首をかしげた。
これに蓬莱氏が「え、せっかく作ったのに言わんといてください」と戸惑うと、宮根はなおも「ちょっと見にくいもん。この色(晴れマークの色)と被るもん。本番で指摘するものあれやけど」と苦言。蓬莱氏は「よかれと思ってやったのに……」「せっかく作ったのに」と苦笑いしていたが、その後天気予報を再開させた後も宮根は「この色が見にくい」と責め、蓬莱氏は「先、言うといてくださいよ! 結構時間かかるんですから」と困惑した様子で返していた。
宮根の指摘通り一見、全ての日において晴れているように見える色合いだったことから、視聴者の間では、「珍しくその通り」「確かに見にくくなった」「太陽カラーじゃないほうが見やすい」と同意する声が集まっていたものの、一方では「今言わなくていいのに…」「天気予報言ってる途中でゴタゴタ言うし、天気予報士ピリピリして可哀想だった」「天気予報士の人がキレかかってて気の毒だった」「イチャモン付けるなら天気予報終わってからでいいのに」という指摘も見受けられた。
「新しい配色になり『見にくい』と感じた視聴者がいるのも事実ですが、宮根が天気予報の途中で横やりを入れたことを疑問視し、必ずしも本番中に指摘しなければならない内容というわけではなかったと視聴者は判断したようで、蓬莱氏に同情していました。本番組は普段から宮根のワンマンワイドショーであるだけに、正論だとしても嫌味に感じる視聴者も少なくなかったようです」(芸能ライター)
何度も責めるように指摘する宮根の態度に視聴者もうんざりだったようだ――。