search
とじる
トップ > 芸能ニュース > 【ドラマの見どころ!】下積みの長いイケメン俳優・斎藤工は、とりあえず顔を覚えてもらえ!! 『最上の名医』

【ドラマの見どころ!】下積みの長いイケメン俳優・斎藤工は、とりあえず顔を覚えてもらえ!! 『最上の名医』

 今日の【ドラマの見どころ!】は斎藤工主演『最上の名医』(テレビ東京系)。TBS系深夜ドラマ『クロヒョウ 龍が如く新章』ではアンダーグラウンド系の若者、NHK『土曜時代劇 オトコマエ!』では凛々しい侍、その他チョイ役を含めてえらい数の映画やドラマに出演している斎藤工クン。チャッピー的にはゲゲゲのあの俳優さんとかよりずっといいと思うんだけど、なかなかゴールデンで主役を張れなかったの。そんな彼がやっとつかんだ月曜10時の主役は天才小児外科医。外科医って毎度メスで体を切開しては縫い合わせたり、手先が器用じゃにとできないわね。

 平聖中央病院で働くアメリカ帰りの若き天才外科医・西條命(斎藤工)が、医師・桐生危(池内博之)や新米医師の瀬名マリア(比嘉愛未)らとともに、困難な子供たちの手術に立ち向かい、医療ミスが原因で廃止されていた小児外科を復活させるべく奔走。現代にはびこる小児外科の問題に直面していく。

 診療報酬が“お安め”な上、うまく自分の状況が説明できない子供たちの病気を診察するのはミスも怖いし効率が悪い。だからどんどん切り捨てられていく日本の小児科。そこで働く医師たちは疲弊しきって…。そんな夕方のニュース並みに現実感アリアリのドラマかと思ったら、ブラック・ジャックみたいに手術のリアルさを最大の見せ場にしたヒューマンドラマ。さすがパン漫画『焼きたて!! ジャぱん』の作者が描いた漫画が原作だけあって、病巣ができた肝臓が炒める前の豚レバーみたいだったり、切って開いた血管はちくわみたいだったりで手術シーンがどこか食べ物っぽい。でも血がいっぱい出るから食事中の鑑賞はオススメしないわ。

 いつも白衣着てる気がするけど、あいかわらず足が細くて可愛い比嘉愛未。トラウマから脱し頼もしい医師となった桐生の池内博之、父の病に心を痛める女医・真中の板谷由夏。みんな医者役に適して違和感なし。ベテラン枠は陣内孝則と泉谷しげるががっちりで少人数ながらバランスがいい脇キャストだわ。それにしても下積みが長く、井口昇監督の「ロボゲイシャ」とか特撮ホラー作品「吸血少女対少女フランケン」など特に映画では役を選ばずいろいろな登場人物を演じてきた斎藤工。しかし、どんな役をやっても無難なイケメンのせいか、いまいち顔の印象が薄いのが難点。きっとこのドラマと「オトコマエ!」を両方見ていたたくさんの人が、名医の西條先生との槍の使い手・信三郎が同じ人って気づいてないんじゃないかしら? そのへんがちょっと残念ね。(チャッピー)

関連記事


芸能ニュース→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

芸能ニュース→

もっと見る→

注目タグ