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木村太郎が『スーパーニュース』を降板 それでも『MR.サンデー』は継続のなぜ

 FNN『スーパーニュース』のコメンテーターである木村太郎氏が3月末をもって番組を降板する。

 現在75歳で、レギュラーをもつキャスターとしてはテレビ界最高齢。
 '89年4月にNHK(『ニュースセンター9時』)からフジテレビへ移籍。最初の担当番組は『FNN DATE LINE』だった。
 翌'90年に深夜のベルト報道番組『FNN NEWSCOM』のメーンキャスターに移り、'94年から『ニュースJAPAN』、そして2000年『スーパーニュース』へと次々に渡り歩いた。

 これまで合計24年、契約キャスターとして在籍したことになる。じつに長いというしかない。
 「『世相を斬る』に出ていた評論家の竹村健一氏も長かったが、木村氏には負けている。竹村氏の場合、当時の鹿内信隆オーナーにかわいがられて、本番中にその名前を何度も出し、現場での影響力を強めていた。ただ、本番中にADやディレクターを怒鳴りつける癖があり、かなり嫌われていました」(フジ報道関係者)
 一方の木村氏はマナーもよく、現場の評判はまずまずだ。

 木村氏がやっと辞めた理由だが、立松嗣章編成部長はこう説明する。
 「(木村氏は)体調不良ではなく、いたって元気。番組が新たに生まれ変わるための一環」
 『スーパーニュース』は、4月1日から放送時間が20分拡大され2時間30分に。午後4時半スタートとなり、心機一転というのだ。
 だが、日曜放送の『MR.サンデー』には引き続き出演する。こうした雇用契約がよくわからない。

 それにしても、フジはなぜ夕方のニュースだけ、木村氏にクビを言い渡したのか。
 「やはりギャラの問題でしょう。木村氏に対しフジは年間推定5000万円も払っていた。そのため、緊縮財政を敷こうとしていた経理部と現場が『木村氏を降ろす、降ろさない』でがんがんやりあっていた。だが、いくら木村氏に多額のギャラを出しても視聴率は上がらない。そこで、週一の『MR.サンデー』だけは継続という条件を飲んでもらい降りてもらったのです」(番組制作関係者)

 じつは木村氏、『湘南ビーチFM』のオーナーでもある。そこに金を注いでおり、高齢になっても辞められないという事情もあるという。
 やや往生際の悪い降板の仕方に、テレビ界の受け止め方はさまざまだ。
(編集長・黒川誠一)

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