(8)ウェイトアンドシー
手前の関係から、走りは左回りが断然スムーズ。陣営もそれを意識し、昨年後半以降は、中山を見(けん)して、適性に合わせたローテーションを組んでいる。現級2着3回の実績から地力上位は明らか。乗り慣れた大野に手が戻るここは、すっきり決めたいところだ。
《単勝》(8)に3000円
【早春S】
(8)グランアルマダ
帯に短しタスキに長しのメンバー構成で注目したいのが当馬。昇級のハンデはあるものの、差し返す根性を見せて勝ち上がった恋路ケ浜特別は目下の充実ぶりを物語るもの。しぶとい先行力が持ち味で、2Fの延長はプラス材料。体調面でも大型馬の叩き3戦目でまだまだ上昇の余地を残している。
《単勝》(8)に全額
【東京新聞杯】
(2)ダノンプラチナ
不利に泣いた香港遠征から2か月弱。今春のマイル戦線の主役候補が早々と始動する。もっとも、目標は先に置いているため、短期放牧明けの今回は余裕残しでの出走だが、一昨年の2歳王者の地力に加え、当地の芝は3戦無敗。アッサリのシーンは十分ある。
(11)ダッシングブレイズ
昨秋を境にメキメキと頭角を現してきた上がり馬。コンスタントに上がり3Fを33秒台前半でまとめてくる決め手は、相手強化のここでも見劣りはしない。中間も坂路を中心に軽快な動きを見せており、依然、体調は文句なしだ。
(1)グランシルク
勝ち味に遅いタイプとはいえ、展開を問わずに確実に伸びてくる末脚は大きな魅力。ここでの活躍が目立っているニューイヤーS組の一頭で、その前走も出遅れる不利さえなければタイム差なし3着の内容から頭は十分あった。ここも好勝負に持ち込める。
≪ワイド≫(1)(2)(11)のBOXへ均等に
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
【プロフィール】
元スポーツ紙記者、中央競馬担当。記者時代は北海道シリーズを得意とし、函館記念4年連続万馬券的中の偉業も。現在も厩舎関係者と親交があり、フリーとして執筆活動を行っている。