同作はAKB48の10周年を記念したベストアルバムで3パターン用意されている。「Complete Singles」にはインディーズ1stシングル「桜の花びらたち」からシングル合計43曲と新曲3曲を収録。DVDも付属され、「AKB48グループメンバーエア握手会2015」のほか、「DECADE〜AKB48 10年の軌跡〜」が収められている。
週間1位のシングルを集めた「No.1 Singles」には、初の首位に輝いた「RIVER」から最新作「ハロウィンナイト」を含む、28曲+新曲3曲をCD2枚組に収録。ミリオンシングルを集めた「Million Singles」には、「Beginner」からスタートしたミリオン楽曲23曲+新曲6曲が収録されている。
今回のベストアルバム発売までに最も売り上げを記録した作品は、2012年発売の2ndアルバム「1830m」。「桜の木になろう」「Everyday、カチューシャ」「フライングゲット」「上からマリコ」など、人気楽曲が収録。前田敦子の卒業記念アルバムの意味合いもあり、初回出荷枚数は150万枚。発売前には予約が殺到し、かつてないほど注目されていた。発売初日で62.5万枚を売り上げ、堂々の1位にランクイン。最終的に約103万枚を売り上げ、ミリオンセラーを達成した。
今回のベストアルバムは、どの程度売り上げを記録できるのだろうか。
「ミリオンは余裕で達成できるでしょう。目標はダブルミリオンですね。とにかく収録されている楽曲が豪華です。出し惜しみなしの、まさに大盤振る舞いです。ただ、このベストアルバムで思ったような結果が出ないとすれば、AKB関係者のみならずレコード会社関係者など、音楽業界全体に激震が走ることは間違いなさそうです。ここまでやって売れなかったら、もうお手上げ状態ですからね」(レコード会社関係者)
AKB48の作品といえば、CD特典も魅力のひとつ。当然、今回の3つの作品にもそれぞれに生写真、下敷き(先着)、100Pオーバーのブックレット、イベント参加応募抽選券といった豪華な特典が付いている。
果たして、ダブルミリオンを達成できるのか、大注目だ!