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芸人たちもトバッチリを受ける日大アメフトの悪質タックル問題

 今や日本国民最大の関心事といっても過言ではないのが日本大学の迷走だ。5月6日に行われたアメリカンフットボールの日大対関西学院大学の定期戦で、日大の選手が関学大のクオーターバック(QB)に悪質な殺人タックルを仕掛けたことが、大きな波紋を広げている。22日、直接の「加害者」として批判されていた20歳の学生が突如、日本記者クラブで会見を行い、監督やコーチから明確に「潰せ」という指示があったことを証言した。これを受け、監督辞任を表明していた内田正人前監督(62)の口から真相が語られると期待されたのだが…。
 「23日の夜、日大で行われた会見においても内田前監督は『殺人タックルの指示については、していない』の一点張り。おまけに会見時間をめぐり、日大の広報担当者が声を荒らげる場面もテレビで放送されるなど、とにかくひどい会見だった」(全国紙社会部デスク)

 さらに、日大サイドと内田前監督の関係についても学内や学外から疑問視する声が上がっているという。
 「内田氏は監督を辞任すると言ったものの、日大理事の辞任は筋が違うと言って譲らない。世間のバッシングを受け、自ら申し出て理事職停止の扱いになったが、本人は死んだふり。ほとぼりが冷めれば復帰する予定なんです。内田氏は日大の常務理事で、職員の人事権を掌握する部長でもある。年収も3000万円以上もあるんです。簡単に辞めるわけがない」(大学関係者)

 そんな日大を今後、待ち受けているのは地獄だという。国内メディアが総がかりでネガティブキャンペーンを展開し続ければ、目に見えて激減するのが大学の経営を左右する志願者数だ。
 「日大は毎年、約11万5000人が受験する国内最大のマンモス大学。事業活動収入は約2000億円で、そのうち学費が約半分を占めている。結論を言えば、志願者が激減すれば、当然、経営がままならなくなるんです」(同)

 そんな中、大きなトバッチリを受けているのが、日大出身を表明している芸能人の面々だ。
 「爆笑問題の太田光、トレンディエンジェル斎藤司は自ら出演する番組で、毎回、コメントを発信せざるを得ないんです。中でも窮地に追い込まれているのが、オードリーの若林正恭と春日俊彰ですよ。2人は日本大学第二高等学校のアメフト部出身。日大のアメフト部だったわけではないが、日大と関係の深い付属高校でアメフトをやってきた。しかも2人は『NFL倶楽部』(日本テレビ系)でMCを務めてきたが、今回の騒動で降板説も浮上しているんです」(芸能プロ関係者)

 日大上層部の甘い対応が、芸能界をも巻き込んでいることに気づいて欲しい。

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