去年に亡くなるまで息子マイケルとはトラブル続きだったジョー、間もなく発売のアルバム『マイケル』には、マイケルの声がほとんど入っておらず、レコード会社ソニーが、ジャクソン一家からこのアルバム発売の許可を得ていないと主張する。
「全部がマイケルだとは思わない。これはマイケルの一部で、そこに少し参加しているだけだよ。ファミリーの許可なしで、レコード会社側はアルバムを発売するなんてどういうことなんだ。あいつらはキャサリンに彼女がもらう分の利益は支払うことは出来ないだろう。一銭も入らないはずさ。この曲の権利は誰が持っていんだい? ファンは何て言っているんだ? このことについて知らせるべきだ」
マイケルの財産については、母キャサリンが管理しており、全ての決定は弁護士のワード・ウェイツマンと共同で下すことになっている。
この新作の曲がマイケルのものではないとジョーは主張しているが、生前マイケルがブラック・アイド・ピーズのメンバー、ウィル・アイ・アム、そしてニーヨと新曲を製作していたことは良く知られた事実だ。
ウィル・アイ・アムは、この曲を発売することを激しく非難しており、マイケルの“承諾”抜きで未完成作品を発売するのは、正しいことだとは思わないと発言している。
「この曲が発売されるべきだとは思わない。最悪だ。マイケルは完璧主義者だったから、こんな風には発表して欲しくないと思うね」「マイケル・ジャクソンが、ここにいて承認出来ないっていうのに、どうやってマイケル・ジャクソンの作品を発売するっていうんだよ。発売の過程に関わっていないのに、レコード会社は何をやってんだ?」「マイケルは友達の1人だったから、この行為は尊敬の念を感じられないな。この世から消えた人に対して無礼はないだろ。どれだけマイケルを食いものにしようって言うんだよ。むかつくパラサイトだ!」