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「NHK紅白」歴代最低視聴率! いわくつきの松田聖子・近藤真彦をトリ起用で大ブーイング

 放送前から“目玉ナシ”と言われ、案の定、後半の二部では39.2%(関東地区)と歴代最低の平均視聴率だった『第66回NHK紅白歌合戦』。そのトリを務めた松田聖子(53)とマッチこと近藤真彦(51)に関しても、2人の過去を知る芸能関係者からは「あまりにデリカシーのない抜擢だった」との声が上がっている。
 「聖子は過去、マッチを中森明菜から奪っている。それが発端で明菜は自殺未遂を起こしたんです。聖子とマッチをトリにするということは、いまだに三角関係がトラウマになっている明菜を再び追い込むことになる。紅白スタッフの神経を疑います」(音楽プロデューサー)

 約30年前、マッチはデビュー間もない明菜との熱愛が発覚した。
 「マッチが所属するジャニーズ事務所の力を恐れ、ワイドショーやスポーツ紙は一切報じませんでしたが、2人がスケジュールの合間をぬって明菜のマンションでデートを重ねていたことは、芸能関係者の間では周知の事実でした」
 と語るのは、元女性誌記者。

 一方の聖子は、郷ひろみとの破局後、'85年に神田正輝と結婚。翌年に長女の神田沙也加を出産した。
 「その後は“世界進出”にチャレンジ。単身、歌のレッスンと英会話の勉強でロスとニューヨークを行ったり来たりしていましたが、一方で外国人にハマって遊び歩いていたようです」(同)

 その揚げ句、'89年2月、写真週刊誌にニューヨークのホテルのラウンジでマッチとのツーショット写真が掲載された。
 「記事では“2人はたまたまニューヨークで会った”と、スキャンダラスな内容にはならなかったものの、実際には、聖子が明菜からマッチを奪ったというのが真相。当時、聖子が所属していた事務所の故・相澤秀禎会長が写真誌サイドと交渉し、スキャンダルに発展するような写真を掲載しないことで話をつけたんです」(芸能記者)

 しかし、これに心を痛めたのが明菜だった。
 「帰国したマッチと聖子のことで痴話ゲンカが多くなり、同年7月にマッチの自宅マンションで自殺未遂。それがきっかけで事務所から独立し、転落の一途をたどったわけです」(元所属事務所関係者)

 紆余曲折を経て明菜は一昨年、紅白で4年ぶりに歌手復帰したが、今回の紅白ではマッチが出場するため、NHKサイドが明菜に出演オファーをしなかったという情報もある。
 「いくら明菜が出ないからといって、いわくつきの過去を持つ2人をトリにするのは無神経。結局、それも数字には結びつかなかったわけですから、救いようがありません」(前出・音楽プロデューサー)

 いずれにせよ、NHKは紅白出場歌手の選考方法を改めたほうがよさそうだ。

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