神奈川県横浜市泉区の市立中学校に勤務する40代の男性教諭が、授業中にパソコンの操作を誤って、生徒にわいせつな画像を見せたことが分かった。
同市教育委員会によると、3月10日午前8時55分頃、教諭は理科の授業中に私物のパソコンをテレビにつないで、宇宙に関するDVDを見せようとしたところ、操作を誤り、下着姿や上半身裸の女性のわいせつな画像16枚が約10秒間映し出された。これらは、教諭がインターネットを通じ自宅で閲覧したものだった。
教諭は授業を受けていた男女生徒38人にすぐに謝罪し、DVDの映像を流して、授業を続けたという。
授業後、問題となり、同校では同日夜、保護者に謝罪。翌11日には、全校保護者説明会を開いて、状況説明と改めて謝罪を行った。
本来、私物のパソコンを学校に持ち込むことが禁止されており、市教委は「授業力向上に取り組んでいるなかで、このような不適切な事案が起こったことは極めて遺憾」とコメントした。教諭への処分も検討されるという。
生徒にわいせつな画像を見せてしまったのは不適切。教諭には猛省してもらうしかない。
(蔵元英二)
*写真イメージ