デビューの頃は、まさに「天使すぎるアイドル」で、顔の各パーツの大きさや配置が実にバランスよくまとまり、「絶世の美少女」の印象。そんな彼女も20歳になり、娘盛りを迎えると、丸みを帯びた顔や体に大人のエロスが香るように―。
相学的には、観賞用の人形美的な美貌におさまらない突っ込みどころ(後に詳述)があって、将来は性愛面で弾けた話題をふりまきそうな予感大の女相だ。
目がとても大きく、黒目も大きくて、社交的で明朗かつ情感豊か。丸目でその分、目間もやや広めときて、警戒心のユルい、(考慮や内省よりも)感性や直感で行動するタイプだ。
性ホルモンタンクの臥蚕の張りがいたってよく、柔らかい眼光に時折、濡れたような艶がのることがあり、今後、性感鋭敏・性欲旺盛となって、エロくなること間違いなしだ。
完全な二重アゴではないものの、喉からアゴにかけての肉が豊かで、これは30代以降、グッと淫蕩さが増す相。横に広い顔形も加担して、熟女の年代になるほどに男出入りが増していく女相だ。
現時点の【淫乱度】は「3」寄りの「4」と、やや高でおさまっているが、今後、アップするのは確実と観る。
先天的名器度を示す耳穴の下の溝が良形ながらやや大振り。後天的名器度が現れる口元の締まりがよいとは言えず、【名器度】は「2」寄りの「3」。【絶倫度】も同様に「2」寄りの「3」と平均値だ。
眉が吊り上がらず、目尻で優しく下がっているのはあげまん要素ながら、他にあげまん相がなく、【あげまん度】は「2」どまり。
彼女の顔相で特徴的なのが、茶色い(それもかなり薄い)黒目で、ファンの間では、それが魅力や憧れとして受けとめられているが、相学的には、茶目は一言で言うと薄情者の相。
色彩感覚が鋭く芸術的センスに恵まれる美点はあるも、性愛の場面では(悪意はなくとも)好き嫌いが激しく、熱愛していたかと思うと平気で切り捨てたりと、男は振り回される。古い相書も「気の弱い男は決して近づくな」と忠告するほど。
前述の目大・黒目大・丸目・目間広の相はすべて、モテ相であると同時に尻軽性を内包していて、薄めの眉にも浮気な心性が読み取れ、彼女に本気で惚れた男は心労を余儀なくされる。【尻軽度】は「4」と高く、今後、色難相が現れれば本人に被害が及ぶ凶兆で(今は出ていない)、留意と抑制が必要だ。
加齢とともにイメージが激変しそうな女相で、いろんな意味で将来が楽しみな人物だ。
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【劉飛昶プロフィール】
劉飛昶(リュウ・ヒチョウ) 観相学・東洋運命学・心理学などを独学。セクソロジーにも通じ、女相から性感の特徴などを観極め、現代にフィットした〈新〉淫相学の研究に取り組む。淫相学とは、観相術の中でも男女の交わりに主眼をおいた観法の総称。