前回の大統領選で、共和党大統領候補ジョン・マケインから、副大統領候補の指名を受けたていた元アラスカ州知事のペイリン、2008年の米大統領戦を描いたHBO映画『ゲーム・チェンジ』では、この2人がバラク・オバマ現大統領に敗北するまでの舞台裏を描く。
ジョン・ハイレマンとマーク・ハルペリンによる同名のベストセラー原作をジェイ・ローチが監督し、ダニー・ストロングが脚本を執筆する。この作品がテレビ向けなのか、劇場公開作品となるかについては未定だ。
同選挙戦でオバマ大統領を堂々とサポートしていたジュリアンにとって、今回のサラ役は、個人の政治的見解から大きく異なる。またジュリアンは、ペイリンを演じるにあたり、現在アラスカ州独特のアクセントを特訓中とのことだ。
4度に渡るアカデミー賞へのノミネートや、6回のゴールデングローブ賞など輝かしいキャリアを築いているジュリアン、先日米ハーバード大学からヘイスティ・プディング賞のウーマン・オブ・ザ・イヤーの名誉を与えられたばかりだ。