作家の室生犀星が、晩年に発表した小説『蜜のあわれ』を映画化した同作品は金魚と作家と幽霊が織りなす艶やかで濃密な恋の物語。
二階堂は赤のロングドレスで登場し客席を見渡した。「ちらほら赤い洋服を身に纏っている方がいて嬉しいです」とニッコリ。今回の映画のプロモーションで何時も赤の洋服を身に着けているという二階堂は「映画のイメージが『赤』なので着させてもらっていたのですが今日で赤納めですね。色々な方がこの映画を見て赤い気分で劇場を出られたと思います」と笑顔で語った。
この話を聞いた石井岳龍監督は「今日で赤いドレスを終わりにせずもう1年ぐらい着続けて欲しいです」と懇願。二階堂は「ではもう少し赤を着たいと思います」と慌ててコメント。
「蜜のあわれ」は新宿バルト9他に公開中。