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『ウチくる!?』最終回でも飯島愛の“アノ話”はいまだにタブー?

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中山秀征

 日曜お昼の人気バラエティ番組『ウチくる!?』が、3月25日に最終回を迎えた。時間を拡大して放送した90分スペシャルでは、過去の名場面が流れたほか、初期の番組出演者で2008年に亡くなった飯島愛の姿も映し出された。

 久々の登場に「なんだか懐かしいな」「飯島愛、出ていたんだ」といった声が聞こえる一方で「この人誰?」といった反応もある。飯島は2007年3月にタレント活動を引退しており、彼女を知らない世代がいても無理はない。さらに最終回でもやはり「アノ話」には触れられなかったようだ。

 「飯島愛は、AV女優としてデビューし高い人気を誇ります。その後『ギルガメッシュないと』(テレビ東京系)や『とんねるずのみなさんのおかげです』(フジテレビ系)にTバック姿で出演し話題となりました。その後、タレント活動を始めると、天然のおバカキャラなどで人気を博しました。島田紳助が彼女のタレント適性を見抜き重用したことでも知られますね」(放送作家)

 だが、タレント転身以降、飯島愛がAV出身であるのは「公然の秘密」であった。2000年に半自伝的小説『プラトニック・セックス』(小学館)を出版しても、それは変わらなかった。

 「飯島愛はラジオ番組『飯島愛の@llnightnippon Sunday.com』(ニッポン放送)で、10代のリスナーからの性の悩みに答えたり、自身の解説したブログでもファンと密接な交流を持っていました。カウンセリング業などにも興味があったようですね。現在はAV出演強要問題をはじめセクハラ、パワハラなどの問題が取りざたされていますから、彼女が生きていたら何を語ったか、気になるところですね」(前出・同)

 AV話はタブーのままでも、彼女を忘れずにいることが大切なのかもしれない。

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