さて、今週は大井競馬場で「第54回東京記念(SⅡ)」がおこなわれます。
本命は、出川哲朗のように息の長い活躍をしているユーロビートです。デビュー以来勝利を挙げたのはすべてダートの2000m以上と、生粋のステイヤーといえる本馬。特にここ2年は2400m以上で2勝と、スピードよりもますますスタミナ色が強くなってきています。前走の大井記念を見ても、ハナを切ってマイペースで行けたものの上がり勝負となってしまったため、切れ負けして4着。それでも最後まで脚が上がることなく、本馬なりに伸びていたため、一度交わされた馬をゴール直前で差し返してのもの。やはり距離が延びるほど本領発揮し、久々の美酒を味わう可能性は高いでしょう。
相手本線はウマノジョー。前走は帝王賞へ挑みましたが、JRA勢の壁は高く10着。それでも普段より前目の強気な競馬をし、勝負にいった内容は評価できます。前々走の大井記念では、ケイアイレオーネ、ユーロビートなど、好メンバーが揃った一戦で重賞初制覇。中段から最速の上がりを使って2着馬に0秒4差を付ける完勝でした。4走前にはダイオライト記念で、JRA勢を相手に3着と好走しており実力は本物。2400m以上の距離は2着1回、3着1回と複勝圏内を外しておらず、距離延長で好勝負必至でしょう。
▲は愛知の雄、カツゲキキトキト。
以下、グルームアイランド、ジャーニーマンまで。
◎(5)ユーロビート
○(3)ウマノジョー
▲(1)カツゲキキトキト
△(12)グルームアイランド
△(11)ジャーニーマン
買い目
【馬単】5点
(5)→(1)(3)(11)(12)
(3)→(5)
【3連複2頭軸流し】3点
(3)(5)−(1)(11)(12)
【3連単フォーメーション】6点
(3)(5)→(3)(5)→(1)(11)(12)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。