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64歳市職員、職場放棄し勤務時間中にパチンコ屋入り浸り 処分の甘さに呆れ声

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画像はイメージです

 26日、神戸市が64歳の男性職員を停職3か月の懲戒処分にしたと発表。その行動と処分の甘さが物議を醸している。

 64歳の職員は、今年9月10日から11月6日にかけ勤務時間中であるにもかかわらず、34回、33時間45分間にわたり庁舎近くのパチンコ店に入り浸るなどして、職場放棄をしていた。なお、そのうち12日間は午前中30分、そして食事休憩後90分間職場を離れていたという。

 一般企業ならすぐに解雇されるであろう「職場放棄」だが、神戸市は仕事をしない職員にかなり寛容な様子で、停職3か月で済ます様子。彼らの給料は、税金で賄われているはずなのだが…。

 さらに、市民の怒りを増幅させそうなのが、その動機。男性職員は調査で「処理困難な業務が電話で来ることがあり、逃げ出したかった」などと述べているという。「仕事をしたくないからパチンコ屋に行ってしまえ」という、極めて幼稚な理由で職場を放棄していた。

 なお、上司の監督責任も問われることになるが、申告などはまったくなかった模様で、市から厳重注意処分を受けている。一体、職場の人間関係はどうなっていたのだろうか?

 ちなみに事態発覚は「匿名の電話」によるもので、しかも、その内容は「人の打っている(パチスロの)台を奪うことで有名な男が市の庁舎に入っていった。週に3回は来ている」というものだったという。社会人としても失格だが、人間としてもマナーを守れない「クズ男」だったようだ。

 この男は停職3か月のため、期間が経過すれば「復帰」するとみられる。このような人間を市の職員として再び仕事させる神戸市は、かなり寛容で職員にとっては「サボってもお金をくれる」ありがたい存在といえるだろう。

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