会見後にはラジオの生放送があるにも関わらず、喜びに浮かれているせいか当初の予定よりも大幅に時間がオーバーし、ラジオ番組のスタッフが、慌てて呼びに来る一幕もあった。その結果、ラジオ番組には30分遅刻。だが、それだけ結婚発表ができたことに対する喜びがあったのだろう。
バツイチ同士の交際が明らかになったのは約2年半前。幾度となく結婚報道が流れたが、二人とも否定を繰り返してきた。その理由は、山口に8歳の女児と4歳の男児がいたためだ。
会見で田中が「昨年の夏、彼女の家で食事が終わった後にプロポーズした。彼女は涙ぐんで喜んでいました」と話したように、1年前には結婚を決めていた。しかし、その直後に結婚を報じられたときにも否定していた。今年の7月には同棲も始め、家具を運び込んでいる目撃情報もあったが、それでも結婚を否定。田中が所属する事務所の太田光代社長も、報道が出ると「弊社のタレント、誰も結婚してません!」と、ツイッターで反論していたほどだった。
その太田社長も2週間前に、田中から「運動会を見に行ってくる」という話を聞き、「(長女は)もともと(田中を)パパと呼んでいたけれど、『運動会に来てほしい』と言うのは相当なこと。(田中に)『このタイミングで結婚したら?』と言いました」と話し、これが結婚に進んだ理由だと説明した。そして、「運動会があった3日に週刊誌に写真を撮られた場合、掲載されるのは翌週。そのころにまた『2人の関係はどうなっているんだ?』となるよりは、意思は固まっているんだから、大安の4日に結婚して報告した方がいいとも思った」と、事務所の社長らしいコメントもしている。
「7月中旬、ビートたけしさんが、もえさんに『田中は、番組で使ったパネルを持ち帰る趣味がある』と、話しかけたそうです。そうしたら、もえさんが『そのパネル、いつも見ています』と答えたとのこと。たけしさんはこのとき、『二人は、すでに一緒に住んでいるんだ』と思ったそうですよ」(女性週刊誌記者)
田中は、山口の子供と3人一緒にお風呂に入っていることも明かした。「パパ」と呼ばれているだけではなく、実の親子以上になれた実感もあったに違いない。子供達の前で「パパ」、「ママ」と呼び合っている二人の新婚生活は、2カ月以上前から始まっていたのだ。