同誌によると、三郎氏は森進一の兄弟子として修行を積み、1970年にレコードデビュー。引退後の現在は数軒の飲食店などを経営しているという。三郎氏のインタビューは5日間、約12時間にわたったというが、藤さんが亡くなったという一報を聞き、遺体が安置されている警視庁新宿警察署に駆け、実の兄であることを証明し「遺体と面会したい」と告げたところ、警察はのらりくらりと拒否。藤さんの両親と姉はすでに亡くなり、肉親は宇多田と三郎氏だけということで、宇多田が遺体を引き取れなかった場合の引き取りを申し出るも、警察は「それは100%ありあえません」と断言。なぜか、すでに藤さんと離婚し他人のはずの照實氏が遺体の身元引受人となっており、藤さんの遺体との面会がかなわなかったという。
26日には藤さんの遺体が安置されていた斎場に出向き、斎場のスタッフに面会したい旨を伝えたが、照實氏が宇多田の意向を理由に面会を断ったというのだ。
三郎氏によると、宇多田が売れてから特に照實氏の“ガード”が堅くなって藤さんとの電話すら取り次いでもらえないようになったそうで、もはや確執は修復不可能なレベルのようで、「これだけはハッキリ申し上げたい。宇多田君(=照實氏)によって私達の家族はバラバラにされた」、「このままでは圭子が成仏できません」などと語っている。
また、同誌によると、宇多田は現在、英・ロンドンで09年に交際が報じられた8歳年上の画家・福田天人氏と同棲中。藤さんは生前、1回だけ福田さんに会い、「娘を、よろしくお願いします」と福田氏に告げたというが、今後、三郎氏と歩み寄る意思はあるのかが気になるところだ。