「堺は世間から“微笑みの天使”などと言われているが、実際はものすごく細かい性格で知られているんです。基本、自分が納得しないと、どんな大作でもPRには協力しない。大金が掛かろうが大女優と共演しようが、まったくお構いなしなんです。業界関係者の中には、そんな堺を面倒くさがって、起用しない番組プロデューサーもいるくらいです」(芸能事情通)
ところが、今作に限っては別人ではないのかと思えるほどスケジュールを空け、苦手なバラエティー番組にも出演。映画製作元の日テレも、半信半疑になりながらも番宣オファーをブッキングしている状態だ。
そもそも堺が今作のみ、熱心にPR活動を約束する理由だが…。
「本当に驚くのですが、日テレが法外なギャラを支払ったわけでも、映画会社と事前に契約を交わしていたわけでもないそうです。単に『映画の世界観に共感し、出来上がった作品が素晴らしいと思った』というのが堺の理由。普通にこの映画を大勢の人に見てもらいたいという一心からだというんです」(業界事情通)
ちなみに同作は山崎貴監督の最新作で、高畑充希がヒロインを演じ、堺と初共演を果たした話題作。
当然、気になるのはPR活動した場合の出演料だ。ドラマ『半沢直樹』(TBS系)やNHK大河ドラマ『真田丸』などの大作に出まくった堺。当然、庶民には縁遠い金額が提示されているかと思いきや…。
「基本、日テレのバラエティー番組はノーギャラ。映画の場合は、出演料込みというのが常識です」(同)
日テレは、この映画で35億円の興行収入を目標にしているという。堺のボランティア活動は、無事、実を結ぶのか?