海外ニュースサイト『Daily Mail』は2019年9月5日、夫から虐待を受けていた女が夫を殺害し、夫の性器を切除し逮捕、起訴されたと報じた。
同記事によると8月23日の朝、ウクライナ・リブネ州に住む49歳の夫は夜勤明けで帰宅した後、すぐに寝室で眠ったという。すると、長年夫から暴力などの虐待を受け続けていた48歳の女は、素手で夫の首を絞めて夫を殺害し、斧で夫の首を切断。さらに女は、包丁で夫の性器を切り落として、飼っていた犬に餌として与えたそうだ。
夫の血を浴びて全身血だらけのまま屋外に飛び出した女を、隣に住む女性が見つけたという。女から「夫を殺した」と聞かされた女性は、女の家へ女と一緒に入って、首が切断された血まみれの夫の遺体を確認。女性から頼まれた別の近所の住人が警察に事件の通報をしたそうだ。女は、駆けつけた警察に夫を殺害したと自供し、その場で逮捕されたという。
警察によると、女は「夫から絶えず肉体的、精神的虐待を受けて苦しんでいた。夫からの虐待に終止符を打つには、夫を殺すしか選択肢がなかった」と供述しているそうだ。近所の住人らも「夫が、 女を殴ったり斧を持って追いかけたりする姿を何度も目撃した」と証言しているという。なお、女は1度も夫からの虐待について、警察に相談したことはなかったそうだ。
その後、殺人罪で起訴された女は、裁判で有罪となれば最長15年の懲役刑に処せられる可能性があると同記事では報じられている。
このニュースが世界に広がると、ネットでは「殺人以外に解決策がなかったなんて悲し過ぎる」「きっと女にとっては、この先15年、夫からの暴力に耐えるより刑務所の中で過ごす方がましなんじゃないかな」「この事件の一番の被害者は性器を食べさせられた犬だ」「虐待の被害者である女には同情するが、夫を殺害したうえ、遺体を切断するとは言語道断だ」「飼い犬に性器を与えるなんて、ペット虐待だわ」「女が離婚すればよかっただけの話」「虐待し続けた夫には当然の報い。女の刑罰は軽いものになって欲しい」といった様々な声が挙がっていた。
海外には、夫への復讐で性器を切断した妻が他にもいる。
浮気した当時32歳の夫の性器を2度も切り落とした当時30歳の女が逮捕されたと、海外ニュースサイト『India Today』が2015年1月14日に報じた。
同記事によると、事件は中国河南省で起きた。女は、夫が浮気相手と携帯電話でメッセージのやりとりをしてるのを発見。携帯電話の記録から、夫が複数の女性と浮気していたことを知って激怒した女は、寝室で寝ていた夫の性器をハサミで切り落としたそうだ。
急いで病院へ行った夫は、切り落とされた性器の縫合手術を受け、手術は成功したという。すると、女は夜中に夫の病室に忍び込み、再び夫の性器を切断して病室の窓から外へ投げ捨てたそうだ。
この騒動で駆けつけた警察と病院の職員らは、病室から投げ捨てられた夫の性器を見つけるため病院の建物の周辺を捜索したが見つからなかったという。警察は、野良犬か猫が持ち去ったのではないかと見ているそうだ。女は、夫に重傷を負わせたとして逮捕されたという。なお、この記事についての続報はないようだ。
虐待や浮気をした夫に非があるとはいえ、相手に危害を加えたり、まして殺人など決して許される行為ではない。
記事内の引用について
Wife chops off her husband's penis and feeds it to dogs to put an end to years of domestic abuse
https://www.dailymail.co.uk/news/article-7430737/Wife-chops-husbands-penis-feeds-dogs-end-years-domestic-abuse.html
Jilted wife chops off hubby's penis twice with scissors for cheating on her
https://www.indiatoday.in/world/story/jilted-wife-chops-off-hubbys-penis-twice-with-scissors-for-cheating-on-her-235666-2015-01-14