◎プレイズエターナル
小粒なメンバー構成で、重賞での好走歴がありオープンの上位常連であるプレイズエターナルの実績が一際目を惹く。2か月半ぶりだった前走・春雷Sどアタマ、クビ差の3着。その後、再び一息入ったが、先週の追い切りでほぼ態勢が整っており9分どおり仕上がっているとみてよい。降級して小回りコースなら押し切り濃厚だろう。
頭は堅いが、難しいのが2、3着争い。このクラスの安定株であるマコトナワラタナがCBC賞への出走を決めたことで難解さが増した。2着以下は混戦とみて手広く流した方がよさそうだ。
2着争いの筆頭格とみているのが、昨年のバーデンバーデンCの勝ち馬マイネルエテルネル。小倉2歳S勝ちもあり、夏場の実績はもちろん、小回り1200mが最も得意な馬。7か月ぶりを一叩きして上積みの見込める今回は好走条件が揃った感。
以下、昇級の直線競馬でも崩れなかったカハラビスティー、使われながら上昇中のアンヴァルト、休み明け走るダノンエレガント、芝は未知数も降級なら侮れないアビリティラヴあたりをマークしておきたい。
【馬連】流し(14)軸→(4)(5)(12)(15)(16)
【3連単】フォーメーション(14)→(5)→(4)(12)(15)(16)
<プロフィール>
仲町通(なかまち・とおる)
在京スポーツ紙の競馬記者として美浦・栗東トレセンに足を運ぶこと20年。厩舎関係者への綿密な取材の下、穴党として数多くの万馬券ヒットの実績を持つ。この春、フリーとして転身。本名非公開。
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。