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三冠狙うテレ朝得意の刑事ドラマが不振 唯一好調なのがあの石塚デブ刑事モノ

 テレビ朝日が得意としてきた刑事ドラマが不振で、今後、本数を減らすことを検討していることが明らかになった。

 テレ朝といえば、売りが刑事ドラマといっても過言ではない。再放送でもかなりの視聴率を稼いでいる水谷豊の『相棒』や、内野聖陽『臨場』などがその代表格である。
 その勢いで、4月期ではニューバージョンの刑事ドラマを送り出したがイマイチなのだ。伊藤英明・坂口憲二『ダブルス』(木曜夜9時)が10.9%(関東)、上川隆也『遺留捜査』(水曜夜9時)が11.0%と伸び悩んでいる。
 「よくて13〜14%、悪くても12〜13%を見込んでいたので、内容を見直す必要が出てきている」(テレビ雑誌記者)

 早河洋社長も「不完全燃焼。『相棒』などのドラマに比べて濃密さが欠けている。キャストはいいが、刑事ドラマとしてサスペンス、社会性、人間ドラマが足りない」と自局ドラマを斬り捨てた。社長がここまでいうのは珍しいことだ。

 ただ、新作刑事ドラマのうち、意外な1本が当たり、編成幹部は密かに安堵の笑みを浮かべている。
 ホンジャマカ・石塚英彦が主役の『刑事110キロ』(木曜夜8時)がそれである。春・夏のドラマで、デブが主役のものはヒットしないと以前からいわれており、編成局内でもかなり反対があった。
 だが、石塚ドラマはそのジンクスを破ったのだ。初回で14.1%と『ダブルス』、『遺留捜査』と肩を並べる数字をとり、4月期ドラマではベスト5に入る好調さだった。
 「2〜3回目になると落ちるものだが、それもなく、4、5回目も13%前後を維持し平均視聴率は12.6%に達した。初モノドラマとしては合格点といえます」(制作関係者)

 ドラマは、シリアスとコミカルな要素が絶妙なバランスで入っているところが受けている。また、太った奴にはワルはいないというが、石塚演じる刑事・花沢太郎は表裏があり、そこがまたドラマの魅力になっている。
 続編は間違いないだろう。

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