「みひろさんはね、一緒にお芝居してみるとわかるんですが、入り込み方が尋常じゃないんですよ。本当にその役にしか見えない。“女優・みひろ”の存在も消えて、その設定の女の子になっちゃう。天性の才能だと思います。僕の脳みそは劇中のみひろさんでインプットされちゃってるので、素のみひろさんと話すと、すごく違和感があるんです」
−−お芝居の時と素の時と、まるっきりの別人ということですか。
「そうですね。僕はみひろさんの人格の中で『キス我慢選手権大会始まりまーす』のみひろさんが最上級だと思ってる。いろんな有名な女優さんとお芝居してきたけど、そういう人たちと肩を並べるくらい芝居はめちゃくちゃうまいです」
−−結婚されていなければ付き合えるタイプ?
「カワイイし素敵な女性だけど、付き合いたいとは思わないですね。あんなに芝居の上手な人と付き合うのはイヤです。好きだって言われても、本当かなって思っちゃいますから(笑)」
−−ひとりさんが女性を見るときは、まず最初にどこを見るんですか。
「顔! やっぱり最初に目がいくところですよ(笑)」
−−なるほど。顔以外では。
「太ももが好きですね。内もも、太ももの付け根に一番近い内側のももですね」
−−ホットパンツ穿いた時にちょうど見える食い込み部分ですかね。
「あ〜、いいですねぇ、あそこがいっちばん好きかもしれないです」
−−キスをひたすら我慢する映画ですが、実際のキスについて教えてください。理想のキスのシチュエーションがありますか。
「ないですよ。こういう商売してると、どんな場に出くわしても我慢しちゃいますよね。あまりにも押しが強いと、これはやっぱり美人局なんじゃないかとか、どっかからカメラで撮られてんじゃないかとか、意識が働いちゃう。そういう被害に遭ってる芸人も仲間で何人かいますからね(笑)」