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『モーニングショー』玉川氏の「女の幸せって何?」に批判 “性差別ど真ん中”の声も

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画像はイメージです

 15日、テレビ朝日系『モーニングショー』に出演した玉川徹氏が「女の幸せ」についてスタジオの女性陣に質問。ネット上に批判が寄せられている。

 番組では、12日の東京大学入学式で上野千鶴子氏が読んだ祝辞について特集。祝辞の内容は「大学に入る時点ですぐに隠れた性差別が始まっています」「東京大学もまた残念ながらその例の1つです」など、性差別を訴えるもの。上野氏によると、大学名を聞かれた際に東大と答えると相手に退かれるという理由で、「東京の大学」と応じる女子学生もいるという。

 スタジオでは、これを聞いた石原良純が「これ(東大の女子学生が大学名を「東京の大学」と濁すこと)って本当なの?」と質問。すると、玉川氏が「上野さんがこういうスピーチをしたから全然変わっちゃったけど、東大の女子入学生に“女の幸せ”って何だと思いますかって聞いてきてって言ったんですよ。そしたら、このスピーチがあったから全部ぶち壊しになっちゃって、差別の話になったの」と発言。続けて、山口真由弁護士に「女の幸せって何だと思いますか?」と疑問を投げかけた。

 これを受けて、ネット上では「『女の幸せ』なんて括り自体が性差別ど真ん中」「じゃあ男の幸せって何なんですか?」「性別によって求める幸せが違うというメッセージを内包している。反省して欲しい」など批判が相次いでいる。

 また、山口弁護士は玉川氏の質問に「結婚して、子供をちゃんと生んで、きちんとした家庭で育てていくこと」と応じている。これに対して、「封建時代か?」「きちんとした家庭って何だろう」など、山口弁護士の意見を非難する意見が集まる一方で、「幸せって性別じゃなく個々で違うだろ。番組の質問は誘導尋問だったね」「あんなふうに聞かれたら他の答え方ねーじゃん。差別だわ」など、玉川氏の質問の仕方が差別的だという声も寄せられた。

 そもそも、玉川氏がなぜ“女の幸せ”について知りたかったのかは、最後まで分からずじまい。石原が「何で聞きたかったんですか?」と尋ねるなど、他の出演者も困惑していた。玉川氏がなぜこの質問をしたのか、“男の幸せ”が何かについては不明のままだった。

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