「8月10日に放送された第5話が3.8%と最低視聴率を取ってしまった。関係者がビビる中、17日の第6話では3.7%。普通、ワースト記録をとった翌週はアップするもの。打ち切り話が出て当然です」(テレビ局関係者)
テレビ朝日が昼間に放送する再放送ドラマの方がよっぽど数字をとっているわけだが、なぜここまで不人気なのか。
「『セシルのもくろみ』は、一般の主婦が読者モデルに応募して偶然にも合格してしまい、その結果、人生が変わっていくという物語で、初回を見て思わず溜め息が出てしまった。多くの主婦がパートと子育てに追われる中、読モになれる主婦など一握りもいない。当然、この浮世離れしたドラマに誰も共感できない。フジのドラマ企画力も、落ちるところまで落ちた感があります」(他局編成マン)
フジは自業自得として、悲惨なのは自分のツイッターで健気にもドラマ視聴を呼び掛けてきた真木だろう。
「激やせの上に前代未聞の低視聴率。『セシルのもくろみ』を受けた時点でテレビ界では“変人”とまで呼ばれている。今後、ドラマ界ではテレ東以外に主演オファーは来ないと見られ、映画でも激しい濡れ場にOKしないと声は掛からないでしょう。今回の失敗は、それだけやばい案件なんですよ」(前出・テレビ局関係者)
ちなみに、真木は『セシルのもくろみ』で1本当たり約200万円〜の出演料を手にしているという。
「しかし、今回で真木の価値は視聴率同様、最低ランクを更新してしまったため、脇役でしか再生できないと思います。強いて金額に換算すれば、10億円の損失になるのでは」(ドラマプロデューサー)
またしても、将来ある女優の未来を奪ったフジテレビ。その罪は重い。