search
とじる
トップ > 社会 > 炎上の献血ポスター、自粛で告知できず?“サイレントコラボ”に原作者も困惑「大人の事情かな」

炎上の献血ポスター、自粛で告知できず?“サイレントコラボ”に原作者も困惑「大人の事情かな」

pic pic

TRAVEL CUBE 秋葉原観光情報センター× AKIBALAND TOURSよりhttps://twitter.com/AkibalandTours

 漫画『宇崎ちゃんは遊びたい!』とコラボし、巨乳キャラのヒロイン・宇崎花が献血に呼びかけるポスターを制作し、物議を醸した日本赤十字社が、16日からライトノベル作品『薬屋のひとりごと』とのコラボを開始したものの、ネット上で物議を醸している。

 “宇崎ちゃん問題”を巡っては、宇崎ちゃんが「センパイ! まだ献血未経験なんスか? ひょっとして……注射が怖いんスか〜?」というセリフで献血を呼び掛けるというポスタービジュアルがネット上で賛否に。弁護士の太田啓子氏が「公共空間で環境型セクハラしてるようなものですよ」と指摘したことをきっかけに批判を呼んでいたが、一方では「どこがセクハラ?」「巨乳がセクハラって…現実の巨乳の人はどうなるの?」といった呆れ声も呼んでいた。

 海外で取り上げられるなど、大きな問題ともなっていたが、そんな中、現在は『薬屋のひとりごと』とのコラボで、400ml(一部例外あり)の献血を受けるとクリアファイルがもらえるという、『宇崎ちゃんは遊びたい!』のコラボと同様のキャンペーンを展開。しかし、このクリアファイル目当てで献血に行った人を中心に、ネットで「どこにも告知がないんだけど…」「催促しないとクリアファイルもらえなかった」「本当にコラボしてるの?」といった困惑の声が上がり、“サイレントコラボ”と話題になっている。

 これについて、原作者の日向夏氏も「献血ルーム、コラボなのに表にポスターとか張ってないらしいぞ。あと言わないともらえないらしいぞ」と反応。「うむ、大人の事情かな!」とツイートすると、ネットからは「ほかのコンテンツまで委縮させてるじゃん…」「批判してた人からしたらしてやったりですか?」「告知もないんじゃ、本来クリアファイル目当てで献血しようとしてた人がコラボに気づかない可能性だってあるじゃん」といった批判が殺到。

 しかし、一方で“宇崎ちゃん問題”の時に批判していたネットユーザーからは「アニメ関連のポスターだから叩いてたわけじゃないんだけど」「告知自粛するってむしろ問題点がまったく分かってなかったってことじゃん」といった反論も聞かれている。

 賛否を呼んでいる日赤のコラボ問題。「秋葉原観光情報センター」の公式twitterでは今回のコラボをプッシュするなど、支援者による地道なPRは行われているようだが、日本赤十字社の告知はない。コラボにより作品が広まる可能性もあったため、作品ファンからはサイレントコラボに対し、残念がる声が寄せられていた。

記事内の引用について
太田啓子氏公式ツイッターより https://twitter.com/katepanda2
日向夏公式ツイッターより https://twitter.com/NaMelanza

関連記事


社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ