10月31日には、紳助率いるフジテレビ系「クイズ!ヘキサゴンII」の“ヘキサゴンファミリー”が東京・国立代々木競技場第一体育館でコンサートを開催。昨年に続き2回目だが、相変わらず大盛況で紳助の力を見せつけた格好だ。紳助は「来年は武道館で」とぶち上げたうえで、「来年は一般の人を利用して生き延びる作戦」とヒットメーカーとしての“秘策”も明かしていた。しかし、現在、目を付けているのが山田親太朗という。
「紳助が司会の人気クイズバラエティー『クイズ!ヘキサゴンII』に山田が登場したのは今年の4月からだが、予想以上のおバカぶりが紳助のツボにハマったようだ。紳助は『沖縄のアホ』など散々イジりながらも、真剣に親太朗の今後を考えている」(テレビ局のバラエティー番組関係者)
紳助といえば、このところ自らのあらゆるレギュラー番組で「新選組リアン」をPR。その甲斐あってか、世界遺産に登録されている京都・教王護国寺(東寺)で行われたデビューシングル「男道」のデビューイベントには8000人のファンが集まり、オリコンシングルランキングは初登場3位になった。しかし、その後の伸びはイマイチのようだ。
「オリコンの2週目は14位に後退。これまでの売り上げは2万5000枚ほどで、社会現象にまでなった『羞恥心』には及ばない。一時期、小島よしおらヘキサゴンファミリーのお笑い芸人10人ぐらいのユニットをプロデュースするという企画が浮上したが、ボツになったようだ」(同)
そんな現状だからか、ユニットのプロデュースには飽きたのか、次に紳助が狙うのが親太朗のブレーク計画だという。
「まず、ヘキサゴンではやたらスポットが当たるようになり注目された。続いて、注目を浴びたのが、10月3日にTBS系で放送された、紳助が司会を務めた毎年恒例の『オールスター感謝祭』だった」(芸能プロダクション関係者)
同番組で、親太朗は序盤から続々と正解を重ね、ローションをぬったコースを走り抜ける「ぬるぬる短距離走」では、ほかの出場者の転倒が続出するのを尻目に一度も転倒することなく駆け抜け、わずか数秒でゴール。クイズで総合優勝を果たすと、放送終了直前の「ぬるぬる相撲」ではなんと、韓国の大巨人チェ・ホンマンを倒す大活躍だった。
「多くの芸能人が出演するあの番組で、終始あそこまで注目を浴びたタレントは親太朗が始めてでは。野球などをしていて運動神経抜群なようで、見事に紳助の期待にこたえた。たしかに、あの番組の直前に親太朗は『オレ、もうすぐ ブレークするから』と親しい関係者に語っていたようだ」(同)
となると、次は歌手デビューが有力だが、親太朗はすでに人気者の姉・優に少しでも近づけるだろうか?