本作はアイドルグループ、私立恵比寿中学結成10周年記念のドラマである。十倉凜(柏木ひなた)、大宮やえ子(安本彩花)、橘梓(真山りか)、藤原ルミ(星名美怜)、笠原遥(小林歌穂)、永莉テイラー(中山莉子)の女子高生6人がDTM(デスクトップミュージック)にて「神曲」を作ろうと奮闘する、青春群像劇だ。
本作では、音楽を担当する、人気バンドのゲスの極み乙女。のフロントマン川谷絵音が注目されている。川谷は本作の劇中歌「あなたのダンスで騒がしい」や主題歌となる私立恵比寿中学の新曲「トレンディーガール」、本編中に登場する楽曲すべてを手掛けている。さらに、川谷自身も本人役でドラマに登場し、主人公のひなたが崇拝しているアーティストという設定である。
視聴者からは「中身はゲスかもしれないけど、才能は本物だな」「絵音の音楽って癖になるんだよな〜何回もリピートしちゃう」「“あなたのダンスで騒がしい”、イントロからサビまで絵音っぽさが全開。こういうスピード感ある曲作らせたら本当に天才だな」「川谷とベッキーのフリン報道以来、ゲスの極み乙女。聞いてなかったけど、このドラマをきっかけにまたハマりそう…」と、川谷の才能を再評価する声が挙がった。
「川谷といえば、2014年にゲスの極み乙女。とindigo la end、2つのバンドにてメジャーデビューし、音楽ファンからは“神”のような存在だと崇拝されるほどの人気アーティストでした。しかし、2016年1月、元々川谷のファンであったベッキーとの不倫が報道されて以来、彼の優れた音楽性は評価されにくくなっています。しかし、スガシカオや米津玄師など、大物アーティストが彼の音楽性を評価しており、その才能は本物であることを裏付けています。現在は上記2つ以外にも、ジェニーハイやichikoroなどの複数のバンドに所属しており、今後は楽曲提供やバンド活動など、多方面による活躍が期待できるでしょう」(音楽ライター)
かつては山下智久やSMAP、チームしゃちほこなど、人気アーティストへの楽曲提供を行ってきた川谷。本作での活躍を機に、再びその才能に注目していきたい。