その五頭連峰特別は後続に影を踏ませぬ完璧な逃げ切り勝ち(1馬身1/2差)を飾り、非凡なスピードを見せつけている。
2着のエオリアンハープが先週の信濃川特別を圧勝しており、リクエストソングの強さが一層際立った。もともと、きさらぎ賞2着をはじめ、昨年の4回京都「カシオペアS」では関屋記念の覇者レッツゴーキリシマ相手に2着と、実力が重賞レベルなのは明らか。
これほどの馬に昇級の壁などあるはずもなく、ここはあくまで通過点に過ぎない。
当面の相手は、遅れてきた大物ミステリアスライト。好勝負必至だ。
◎13リクエストソング
○2ミステリアスライト
▲3スズジュピター
△10マチカネカミカゼ、11スノークラッシャー
新潟10R「岩室温泉特別」(ダ1200メートル)は連続2着中と、充実著しいステイドリームで今度こそ。
前走はアタマ差に泣いたが、前々走(10番人気)の好走がフロックでないことを証明した価値は大きい。
夏馬を象徴するように状態も絶好調。差し切りが決まる。
◎15ステイドリーム
○7ペプチドアトム
▲9ベストオブミー
△2デイトユアドリーム、11メイショウアツヒメ
新潟9R「佐渡金銀山特別」(芝1600メートル)は昇級戦+古馬混合のハンデを抱えながら2着(0秒2差)と好走した、マイネルドルチェに白羽の矢。
地力強化の目覚ましい3歳馬で、クラス慣れも見込めるここはチャンス十分だ。蛯名騎手に戻ったのも勝負気配の表れ。
◎2マイネルドルチェ
○6ロードカイザー
▲13ウインドジャズ
△11ゲームマエストロ、14セレブビスティー
札幌9R「クイーンステークス」(芝1800メートル)はヒカルアマランサスが底力で一歩リード。
前々走のヴィクトリアマイルで、女傑ブエナビスタの牙城にクビ差2着と迫った実力を素直に信頼したい。
ヴィクトリアマイルの疲れが残っていた、前走のマーチS5着は度外視して大丈夫。馬体の立て直しに成功した以上、怖いものはない。
◎5ヒカルアマランサス
○8カウアイレーン
▲6ブラボーデイジー
△1ショウリュウムーン、12アプリコットフィズ
サマースプリントシリーズ第3戦「北九州記念」(小倉10R、芝1200メートル)は休み明け2戦目で走り頃の、ショウナンカザンが狙い目。
高松宮記念の覇者キンシャサノキセキと再三、好勝負を演じてきた実力は伊達ではない。適鞍の1200メートルでアッと言わせるシーンが目に浮かぶ。
◎13ショウナンカザン
○8デグラーティア
▲18スカイノダン
△10レディルージュ、16ダッシャーゴーゴー
※出馬表などのデータは、必ずJRA公式発表のものと照合し確認してください。