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AKBからX-JAPAN、レディー・ガガまで! “パチンコ”機種の契約金は想像以上の高額?

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川栄李奈 ©AKS ©KYORAKU

 大物歌手からアニメまでさまざまなパチンコを目にするが、それほどパチンコとタイアップするというのは歌手にとって魅力的な仕事なのだろうか。タイアップマシンでも比較的多いとされている「歌手」というジャンルにスポットを当て、気になる「ギャラ」事情を探ってみた。

 まずタイアップされた歌手を調べてみると、北島三郎、美空ひばり、加山雄三といった大御所をはじめ、ピンク・レディー、おニャン子クラブ、Wink、モーニング娘。など、往年のアイドルたちが名を連ねる。ただ、多くの歌手タイアップ機種が登場しているものの、現在ホールで稼働している機種はほんのわずか。その1つが『AKB48』シリーズで、今までに全3機種登場している。2018年末に登場した最新作『CRぱちんこAKB48-3 誇りの丘』は現在大人気だ。気になるのはタイアップ機種を出した時に歌手の懐に入るギャラだろう。噂によれば、浜崎あゆみは1機種だけでとんでもない額を手にしたそうだ。

 「タレントによってピンキリですが、有名芸能人なら前払いの契約金が数千万円から1億円。それに加えてロイヤリティが、1台につき1000〜2000円ほど支払われるという。10万台出荷されれば、ロイヤリティだけでも1億円以上稼げます。歌手であれば、台に曲が使われて印税まで入る」(芸能関係者)

 とはいえ、この話は10年ほど前のパチンコバブル時代の話。以前は浜崎あゆみ、X-JAPANなど超ビッグアーティストとのタイアップとなれば、ホールは有無を言わさず大量購入に走っていたが、現在パチンコ業界は低迷期。ホールの懐事情は悪く、たとえビッグアーティストでも無理をせずに購入しない状況に陥っている。機種が売れないことはすなわち、メーカーが開発に予算を回さないことだ。以前のようにギャラが高い歌手を容易にタイアップすることはできなくなっている。

 ただ、タイアップしてほしいという外からの声は衰えない。たとえ以前のような潤沢なギャラはもらえなくても、まだまだ十分に高額なギャラが入る上、プロモーションツールとしても絶大な効果を発揮するからだ。去年登場した歌手タイアップ機の中には、あのレディー・ガガも存在する。ただ、思うようなヒットに結びつかず、わずか数週間でホールから姿を消した。たとえ大物歌手でも、パチンコファンに必ず刺さるとは限らないようだ。

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