各紙によると、会見前には関係者から「舞台に関係ない質問はNG」とくり返し呼びかけがあったが、会見後の囲み取材では高畑の現在の心境を聞こうと、報道陣による質問が飛んだという。
作品の主人公は「九回転んでも十回起き上がればいい!」の精神で生涯を生き抜いたが、自身については、「あまり数えたことはないけど、同じくらい転んでいると思います」。そのうえで、「時間がかかるししつこいので、忘れないと思ったことは死ぬまで忘れない。絶対に忘れない」と話したという。
劇中、娘が反抗期になる設定で、リポーターが「お子さんにも反抗期は…」と問い掛けると、高畑は質問した女性リポーターの口を自らの手でふさいだという。直後に高畑は、「あ、ごめんなさいね! お化粧が…。暴力的ですよね。ごめんなさい」とわびつつ、「ごめんなさい。皆さんもお仕事だと分かりますけど、お察しください」と複雑な胸中を明かしたというのだ。
「被害者女性が主張したことが大々的にメディアで取り上げられ、息子の主張をメディアが取り上げないことに対して憤りを覚えている。自宅に取材に来た記者に対しては激高するなど、高畑にとって息子の質問はもはやタブー。怒りがこみ上げ瞬時に“力ずく”での質問阻止につながったのでは」(芸能記者)
一部では裕太の舞台での復帰に向けて動いていると報じられた高畑だが、高畑の“親バカ”の度が過ぎているうちは裕太の復帰は厳しそうだ。