同誌によると、同番組は平均視聴率2〜3%と低迷続き。それに加え、昨年1月末に放送された、都内の河川敷に住むホームレスを取り上げた件での“ヤラセ問題”をBPOが放送倫理違反と判断。その件が引き金となり、国分は「番組を続けたくない」と漏らしているというのだ。
しかし、国分との関係を維持したい同局は、すでに国分を冠にした新番組「世界くらべてみました」を用意し、昨年10月から深夜枠でスタート。国分とお笑いタレントの渡辺直美が世界各国の文化を紹介する同番組だが、「ビビット」の終了に合わせ、ゴールデンへの昇格が検討されているというのだ。
「なんとか番組を維持させようと、国分が所属するジャニーズ事務所に全面協力を依頼。カメラが初めて入る合宿所を特集するなどしたが、朝の時間帯の視聴者はまったく興味がなかったようで、視聴率アップにはつながらなかった。他局でスポーツキャスターをやっても、取材姿勢が“受け身”なことで知られる国分だけに、もともと、情報番組のMCは向いていなかった」(テレビ局関係者)
ところが同誌によると、「世界くらべてみたら」で、番組のトップである総合演出をつとめるのが、かつて同局の番組制作に絡む脱税事件で在宅起訴された過去を持ついわく付きの人物なのだとか。
ジャニーズは前科がある人物と仕事をするのを嫌がるというのは業界の常識だというだけに、ゴールデン昇格に“待った”がかかる場合もありそうだというから穏やかではない。
いずれにせよ、「ビビット」終了は避けられそうになさそうだ。