原田は23日にツイッターを更新し、「日本に生まれて幸せでは無いと答えた人が仮に本当にそんなに多いなら、その人達にはぜひ、体売らなきゃ食べてもいけないとか、暴力殺戮もエグい全く自由の無い国とかに生まれたらよかったですねって言いたくなるの、私だけだろうか」とツイート。さらに、「平和ボケし過ぎると、今の生活に感謝も出来なくなるのだろうか」と、つづった。
奇しくもその3日前の20日には、国連が「世界幸福度報告書」2019年版を発表。日本の順位が156か国中58位と、昨年よりも4つ下げたランクを記録してしまったこともあり、このツイートに対し「日本でも体売らなきゃ食べていけない方もいるけど…」「日本に生まれただけで毎日辛い思いをしてる人もいる。そういうケースから目を逸らして平和ボケしてるのは自分でしょ」「誰もが幸せな国なんてありえないから常に問題点は探していかないといけないのでは?」という声が殺到。「まさに正論だと思います!」「当たり前の事に感謝出来る人間が1番ですよね」という賛同の声も多く見られたものの、賛否両論となってしまった。
批判が殺到すると原田は再びツイッターを更新し、「極端な例や本当に人権を脅かされ虐げられて生きている方々に『幸せと思え』なんて一言も言ってないし、思ってません」と釈明。個人レベルの話ではなく、「国レベルベース」の話だといい、いじめや差別問題は解決しなければならない問題ではあるものの、「『国々ベースの話で言えば』大勢が命を脅かされる事無く毎日ご飯が食べられる訳で、それらを当たり前だと踏ん反り返り感謝も出来ない人が『もし仮に大量にいるとしたら』それは『平和ボケだと思う』、という感想」と、自身の考えをあらためてつづっていた。
しかし、その後もネットからは「○○よりマシだから文句言うなって言ってる人だって給料安くてやりたくない仕事やらされても難病で死ぬ人よりはマシだから文句言うなと言われても納得しないでしょ」「幸せであることの強制ってもはやディストピアじゃん」「幸不幸って個人の主観的な尺度に依存するもので、シリアでもコンゴでもベネズエラでも幸せな奴は幸せで、アメリカや日本でも幸せじゃない奴は幸せじゃないでしょ」という声が集まっていた。
原田のツイッターには今もなお、国内外からさまざまな声が寄せられており、議論が続いている状態となっている。
記事内の引用について
原田ひとみ公式ツイッターより https://twitter.com/vhitomin