父ナリタトップロード(99年菊花賞)と血統は地味だが、レース内容は大物感いっぱい。新馬戦は上がり3F33秒8と驚異的な切れ味を発揮、0秒5差突き放す衝撃的なデビューを飾っている。
そして、前走のあざみ賞がこれまた圧巻。4角12番手と絶望的な位置から疾風迅雷の差し脚を爆発させ、牡馬のクリムゾンベガを0秒3差突き放し子供扱いだ。3着ザレマがこの直後にオープン特別・忘れな草賞を快勝。ベッラレイアの強さが一段と浮き彫りされた。
フラワーCを除外になり、矛先をあざみ賞に向けたわけだが、出走していたら間違いなく好勝負になっていただろう。前々走3着は出遅れが致命傷になったし、それで0秒2差だから勝ちに等しい。展開にまぎれの少ない東京なら間違いなく、能力全開できる。差し切り濃厚。