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井岡一翔が3階級制覇狙った世界戦の判定結果に納得したか?

 5月7日、大阪・ボディメーカーコロシアムで行われたプロボクシングIBF世界フライ級タイトルマッチは、3階級制覇を狙った同級8位の井岡一翔(25=井岡)が、同級王者のアムナット・ルエンロン(タイ)に挑戦するも、1-2の判定で敗れた。プロデビューから無敗街道をばく進してきた井岡は、15戦目で痛恨の初黒星を喫した。

 採点は1人が114-113で、井岡の勝ちとしたが、残る2人のジャッジは108-119、111-115で大差がついた。

 試合は王者のルエンロンが接近戦を望まず、のらりくらりした戦法で、クリンチも多く、井岡はなかなか中に入ることができず。ともに有効打に欠け、KO決着が多い井岡の試合にしては、やや消化不良な試合だった。

 試合後、セコンドについた叔父で世界2階級王者の井岡弘樹氏は、「あんだけ、逃げてる相手。一翔は試合巧者で前に前に出た。ボディも当たって効いてた。勝っていると思っていた」と判定結果に怒り心頭。

 一翔も、「終わった時は2ポイント、勝ったかなと思った」とコメント。父でジム会長の一法氏も、それに同調した。

 そこで、「Yahoo!ニュース」では、「井岡一翔vs.アムナト・ルエンロン、判定結果に納得?」との意識調査を、5月8日〜18日に実施。6万8507票(男性=89.4%、女性=10.6%)の回答があった。

 その結果は、意外にも、「納得できる」が5万1167票(74.7%)で圧倒的多数を占め、「納得できない」は1万7340票(25.3%)にすぎなかった。

 素人目に見て、これだけの大差がつくような試合ではなかったが、回答者の大半は「井岡の手数が少なすぎ。あれでは勝てない」といった意見が多かった。

 一翔は「まだこんなとこで終わるわけじゃない。3階級制覇の厳しさは分かった。でも、必ずその日が来ると思うので…」と気を取り直している。

 井岡家にとって、3階級制覇は弘樹氏が成し遂げられなかった悲願。一翔は休養を取った後、再び3階級制覇に向け動き出し、年内にも次戦を行いたい意向だ。
(リアルライブ編集部)

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