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ネットは賛否 松本、“フラリーマン”を支持 女の人はそれを許されていない?

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武田鉄矢

 5月6日に放送された『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、退社してもなかなか家に帰らず、フラフラして時間を潰すサラリーマンをさす「フラリーマン」が特集された。ダウンタウン・松本人志や武田鉄矢がコメントしたが、ネットで賛否両論が沸き起こった。

 東野幸治に「なかなか家には帰りたくないもんですか?」と聞かれた武田は、「男はそうでしょう。寄り道しないと家のありがたみも分からない」としみじみ。「(車の)ギアで言うところのニュートラルが必要なんですよ。ニュートラルっていうのが、公園の一人飲みだったりする」と、一人の時間を設ける必要性を強調。男性は仕事でも家庭でもストレスをためがちで、心を休める時間が必要だと話した。

 また、松本は「僕はこの話はいい話と捉えていて、素敵な話やと思いましたよ」と、フラリーマンの存在に共感を覚えた様子。松本は「『フラフラしてる』っていう言い方が良くない」とし、「男にとってはフラフラするのは大事なんです。仕事と家庭の間のグレーゾーンがないと」と武田同様、フラフラすることが気持ちの切り替えにつながると説いた。

 だが、小島瑠璃子は2人の意見に否定的。「でも、それを女の人は許されてないから…」と、男性と比べて専業主婦を中心とした女性には一息つく時間が与えられていないと指摘した。

 佐々木恭子アナウンサーも「私もたまにはフラフラしたくなる時はあります」と、女性にも「フラリーマン」のようにリラックスする時間を与えるべきだと主張した。

 ネットでは「共働きで子どももいるのにフラリーマンはありえない」「家事や育児を女性に押し付けるのは時代遅れな考え」と家の外で時間を潰す行為を否定する声が多く寄せられた。一方、「すぐ家に帰らないのは居心地悪いからじゃね」「帰りたくない環境にしてるのが問題」など、夫が「すぐに帰りたい」と思える環境を作ることができない女性側を責める意見も少なくなかった。

 昨年、東洋経済新報社が全上場企業に対して行った調査によると、過去1年間で残業時間が「減少した」という企業が56%に上ったという。残業時間の削減は着々と進んでいる。しかし、残業時間が減ったために、多くのフラリーマンを作り出す結果になってしまったようだ。

 働き方を議論することも大切だが、同時に夫婦や結婚のあり方も議論していかないと、本当の「幸福」は訪れないのかもしれない。

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