そんな“いわくつき”の事務所だが、番組企画やマーケティング事業など幅広く手がける事務所ということもあり、貴乃花氏は芸能活動の窓口として最適だと判断したのだろう。さらに、貴乃花氏と事務所の上層部が以前から知り合いだったことも後押しをしたようだ。しかし、いくつか引っ掛かる部分もある。
「貴乃花さんに対し、世間はいまだ一定の興味があり、今後もテレビ出演のオファーは続くはずです。しかし、一連の騒動を見ても分かるように、貴乃花さんは器用なタイプではないので、それをマネジメントしてくれる会社と連携することは重要でしょう。事務所も貴乃花さんが相撲の普及活動に力を入れたいというのが一番の想いだと理解しているので、お互いにとってよかったのかもしれませんね。その一方で、息子さんがトラブルで辞めた事務所に所属するという点は気になります。息子が迷惑をかけた分、自身がその恩を返して行こうと思ったのか…。闇が深いだなんて言う人もいます」(芸能記者)
また、元貴乃花氏のテレビ出演が多くなることで、息子との距離がさらにできるのではないかという不安もある。
「最近、優一さんも元妻の河野景子さんも露出が多いですが、優一さんがテレビに出ると、靴の納期が遅いことに対する言い訳ばかりで、もううんざりしている視聴者は多い。さらに、そのテレビ出演を河野さんが後押ししているとの噂なので、露出が増えるたびに敵を作っているような状態なんですね。一方、貴乃花氏には批判も一部であるものの、どんな番組に出ても真摯に臨んでいる姿勢が見て取れるため、『応援したい』というコメントが多い。さらに、明暗がくっきりと分かれそうです」(前出・同)
この家族の話題は今後もしばらくは続きそうだ。