3歳時はダービー、菊花賞に出走した素質馬。屈腱炎のため、1年7カ月の休養を経て昨夏に復帰し、秋には1000万を勝ち上がりました。その後、1600万でも好走しているのでメドは立っています。
ここ2走は凡走していますが、前々走は不良馬場。手応えの割に伸び切れなかった前走は、道悪を走った後の一戦で目に見えない疲れがあったようです。この中間は短期放牧でリフレッシュ。立て直しての参戦ですし、追い切りでもこの馬なりに動いていますからね。改めて期待です。
左回りは東京コースではダービー6着、3走前の府中Sで2着しているようにピッタリ。コーナーも少ない方がいいので、新潟の外回りはこの馬の末脚を生かすには、この上ない舞台といえるでしょう。勝ち星のないマイル戦も、ゆったりと流れるこの条件なら忙しいということはありません。ハンデも背負い慣れた56キロなら、十分楽しみはありますね。