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バラエティ番組で出た“迷言”週間トップ3 (10/17〜10/24)

●第1位「パソコンの履歴に、俺がガンガンやったSMチャットが」(南海キャンディーズ・山里亮太/フジテレビ系『ミレニアムズ』10月18日)

 2000年(ミレニアム)にデビューした芸人9人が、フジで新バラエティを発進させた。ナイツ、南キャン・山里、ウーマンラッシュアワー、流れ星、オードリーといった事務所の垣根を超えたメンバー。初回は、フジ社内を使った芸能人ドッキリと、SEKAI NO OWARIをゲストに招くという、オーソドックス路線だ。そのセカオワとのトークコーナーで、しっかり足跡を残したのは山里。学生時代から6年9カ月交際し、同棲までしていた彼女がいたことを明かしたのだ。長い交際にピリオドを打った理由を聞かれると、「パソコンの履歴に、俺がガンガンやったSMチャットが」と、さらなる仰天。「文字だけで、全世界の女王様からいじめられる」もので、「アメリカの女王様から“Hey GOD”(神よ)と呼ばれた」ことがあったとか。まさに神がかり的なネタを持っていた山里だ。

●第2位「後輩だったら、とっくに殺してますよ」(土田晃之/テレビ朝日系「『ぷっ』すま」10月18日)

 タレントが経営する店に突撃する恒例企画“タレントグルメ”に、90年代後半に沸き起こった“ボキャブラブーム”の牽引者のひとり、X-GUN(バツグン)・さがね正裕が登場。同企画、2度目だ。芸人としては旬を過ぎているさがねだが、かつてはステーキ店を経営。現在は破たんし、串揚げ店を構えている。そこに潜入したSMAP・草なぎ剛ら一行だったが、当の本人はしゃべりが苦手。草なぎは、「なんか、眠くなっちゃった」と目をこすった。そんなさがねを盛り立てようと、仲間が顔芸をふったが、店内はシ〜ン。土田は、「後輩だったら、とっくに殺してますよ」、草なぎは、「なんでそれで芸人さんやれてるのか、それが不思議」とバッサリ斬った。しかし、肝心の味は、「バツグン」(草なぎ)のようだ。

●第3位「奥さん、なんのために産道開いたの?」(とんねるず・石橋貴明/フジテレビ系『とんねるずのみなさんのおかげでした』10月23日)
 
 新婚で今年は一児のパパになったハライチ・澤部佑が、初の“買う。シリーズ”で引っかけられた。大手クリーニングチェーン店の令嬢とデキ婚した澤部だが、妻にはまだ、結婚指輪を買ってあげていないという情報を、相方の岩井勇気からキャッチ。そこで、同番組おなじみの銀座に連行して、買わせるよう仕向けた。躊躇する澤部に石橋は、「奥さん、なんのために産道開いたの?」と詰め寄り、チンピラ(番組内での岩井の呼称)のぶんも買うよう推進。結果、澤部は妻のぶん、そしてコンビで高級ブランド「パテックフィリップ」を買うハメになり、一夜にして総合計609万円(2人で3本)を散財した。なお、同企画で跳ねたハライチは、今後番組内で「パテック・フィリップ」と呼ばれるようになった。(伊藤由華)

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