田口容疑者のツイッターは逮捕数時間前に更新されて以来、音沙汰がなく、何も発信がないままだが、各メディアによると2人とも後部座席に座り、顔はまっすぐ前を向いたまま。一部メディアによると、2人の自宅からは巻紙やグラインダーなどの吸引器具が押収されているが、その後の捜査関係者への取材で、吸引器具に大麻を使用した痕跡があったことが判明。同麻取は、2人が大麻を常習的に使用していた可能性があるとみて調べているという。
また、一部スポーツ紙によると、小嶺容疑者が違法薬物に手を出すきっかけになったのが、都内の繁華街にあるサパークラブに出入りする中で知った「赤玉」だったのだとか。睡眠薬「エリミン錠」のことで、真っ赤な包装にちなんで「赤玉」と呼ばれ、服用すると筋弛緩作用で多幸感や脱力感が生じ、アルコールに近い効き方をするのが特徴。酒と併用すると気持ちが高揚することから、アッパー系として乱用されるようになり、2015年11月に販売中止となったというのだ。
「一時期、赤玉は芸能界にまん延。交際がうわさされた大物女性歌手とレコード会社の幹部は、よくクラブのVIPルームで赤玉を決めてぶっ飛んでいました」(週刊誌記者)
違法薬物にハマリ、当時、ジャニーズ事務所に所属していた田口容疑者と交際しファンから大バッシングを浴びるなど、とても芸能活動がままならない状態の小嶺容疑者だったが、ここまで芸能界で生き残れたのには理由があるというのだ。
「芸能プロを転々としていた小嶺容疑者ですが、そうしているうちにある芸能界の有力者と出会いました。なんと、小嶺容疑者はその人物に直電できる関係なのだとか。田口容疑者の件も、いろいろその人物に相談していたそうです」(テレビ局関係者)
しかし、逮捕されてその強力な“後ろ盾”も何の役にも立たなくなってしまった。