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ブレーキのないランニングバイクに乗った4歳児が自動車衝突し死亡 不幸すぎる事故に唖然

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画像はイメージです

 13日午後7時頃、岡山県倉敷市の路上で4歳の保育園児が乗るランニングバイクと40歳男性の乗る自動車が衝突。園児が全身を強く打ち死亡する事故があった。

 園児が乗っていたランニングバイクはブレーキとペダルが付いておらず、足で地面を蹴り進む自転車のような乗り物。現場はゆるい下り坂となっており、園児自身が制御できないスピードになった模様で、止まることができず、交差点から左折してきた自動車と衝突したという。

 事故直後は泣くなど意識があった園児だが、病院に運ばれると容態が急変。約2時間後に帰らぬ人となった。一緒にいた祖父は犬の散歩中で、後ろを歩いていたという。前を歩いていれば、止めることもできたのだろうが…。また、園児はヘルメットをかぶるなどの安全対策を施していなかった。

 ランニングバイクにはブレーキの付いたものも販売されているが、事故を起こしたタイプのようにブレーキが付いていないものもあり、その危険性は前々から指摘されていた。事故については車を運転していた男性の責任ももちろん大きいが、午後7時と周囲は暗く、ライトもないランニングバイクだけに、「気がつくのは難しい」「不幸すぎる」と男性に同情するネットユーザーも多かった。

 また、ブレーキのないランニングバイクを規制するべきだという声も。現在このようなランニングバイクは子どもたちの間で流行しており、新たな事故が発生する可能性も否定できない。遊具とはいえ安全対策のなされていない自転車のようなものが交通の場に出ることは危険で、事故のリスクが高まっている現状は好ましいものではないことは明らか。何らかの規制が入る可能性は否定できない。

 ちなみに、1970年代に流行した現在のキックボードのような乗り物「ローラースルーゴーゴー」も、子どもたちに大流行し、爆発的な人気を誇ったが、交通事故発生後、社会的な批判が高まり、生産終了に追い込まれている。

 ランニングバイクを愛するネットユーザーからは「ローラースルーゴーゴーと同じようにしてほしくない」との声もある。今回の不幸な事故を無駄にしないためにも、ランニングバイクを持つユーザーには乗車時にヘルメットをかぶる、公道走行はしないなどの「ルール」を必ず守ってもらいたい。

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